皆さまお疲れ様でした。
私の方は、12年前に自死した息子の一人の13回忌でした。
いつまでも泣いていたら、故人は浮かばれないと思いながら、やはり泣いて来ました。
息子が死んでから、めちゃくちゃ落ち込んで、アルコール依存になり、自律神経がおかしくなり、さらに落ち込む失敗をして、身動きできなくなりました。
でもそれは、大事な事だったと今は思います。
いつも元気で、なんて言われますが、ドン底に落ち込む事って、大切な事なんだと。
光が強ければ、影も強い。
強い影の無い光は弱い。
辛くて落ち込んだり、どうしようもない時には、それを否定せずにちゃんと受けとめる。
そうして、生きている事の実感や大切さがようやく分かる。
なので、元気でいなければならないとか、落ち込んでいる自分がいけないだとか、そんな世間の「常識」に縛られていたら自分を肯定なんかできないと思います。
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とことん泣いてこそ、とことん笑える。
笑える事が深くなり、泣く事も深くなる。
そして、他者の痛みが分かる様になる。
深く落ち込んだ経験がある私の実感でございます。
落ち込んでいる事を大切にしたいと思います。
https://youtu.be/udFXSR4Qp7g?si=gsmEGe4GQ8jml_t2