辻川慎一つくば便り
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新緑の季節の到来
みなさま週末金曜日でございます。
いつもの事ながら疲れがピークになる様で、朝から体が重く感じます。
硬くなった体がをストレッチしてほぐしながら、何とか対応してあとひと息でございます。
急速な少子高齢化による「2024年問題」に対応する「働き方改革」。バス、トラック運輸労働者の労働時間規制で解決とはならないとは思います。
昨日は、会社の取締り役まで大型バスを運転していたので驚きました。
他の仕事も忙しい人ですので「大丈夫なんですか?」と聞きましたら「やるしかないのでやります。倒れたら辻川さんが運転して下さい。」と言う。
つまり、会社の責任を本当に担っている人は、めちゃくちゃ働いていると言うのが中小企業の実態な訳です。しわ寄せは、そんなところにまで来る訳なんですね。
(渋滞でも、この時期の新緑はとても気持ちが良いです。)
他方で、女性で大型バスドライバーに挑戦して入社した人も増えております。
50代は若手でございますので「子育てに区切りがついたので挑戦して見ました。」と言う、新入運転士と話す事もできました。
「年ですが…」と言うので「私は60代からの挑戦でしたし、業界では全然お若いですよ!」とお話ししました。
同僚が増える事は、嬉しく思いますし、せっかくの挑戦ですから充実した日々が送れたら良いな~と思います。
(ソメイヨシノに続き、八重桜が満開になりました。)
運転の世界は、賃金的には実力で決まりますので男女格差はありません。
その意味では、労働時間規制で女性労働者が多少なりとも入りやすくなったのかも知れません。
ただ、高齢者に対しては?と言うと、同一労働をしても「年金がでるから」と言う理由で、低賃金労働を正当化されて来ました。
年金制度の危機と共に、その根拠が揺らいでいるのですから是正されるべきだと思います。
だいたい低くされた賃金から年金掛け金を払い続け、下げられて来た年金からも税を引かれているのです。
労働者である事に、性別や年齢で差をつける事自体がおかしいのだと私は思います。
(うすいピンクの八重桜も好きです。)
労働者だけではありませんが、社会的に働く人全てが尊重される世界の土台は、労働者相互の連帯にあると思います。
お互いの人としての平等な扱いを求めながら、相互に尊敬していける事の中に生き甲斐のある社会が見える様に思います。
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2024/04/19 16:38
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一人にもなれる。一つにもなれる。
みなさま、毎日の様に交通事故を目撃致します。
一昨日も、今朝も。
急ぐ同士、譲れない同士、自分の都合だけで周りを見ていない同士…。
ぶつかるのは当たり前の様に思うのは、私だけでしょうか?
しかし、私自身も時間に追われると急がねばと脅迫的な心理に陥っている自分もおりますので、他人事だとは思っておりません。
我を忘れ、自分の欲求に支配されてしまうと既に自然体では無いのでございます。
日々無事故で運転されているプロドライバーのみなさんの凄さを、ご理解頂けるでしょうか?
私自身がその端くれなんでございますが、先輩や同僚方を心から尊敬しているのでございます。
(わが家の野草図鑑。ナルコユリでございます。花が鳥よけの鳴子みたいなのでこの名があります。食用にも薬用にもされて来た様です。)
連休が始まりますので、出先の会社に出勤日の確認をして頂きました。休日に急な運行を依頼される事がしばしばあるからなんですが、何と9連休との事です。
適度な休みは有り難いのですが、何しろ時間給パートの身なので休みはそのまま無収入になるので嬉しく無いのは、同僚たちも同じでございます。
「まいったな~。金も無いしやる事ないよ~。混んでるし寝てるしかね〜な。」
と言った具合でございます。
まあ、愚痴を言えばきりが無い。
余命一ヶ月と言われたら、急に貴重な日々になるのも人間です。
貴重な時間にすれば良い訳です。
しかも、自分だけでなく誰か大事な人との時間にできれば良い。
元気に生きているだけで、本当は幸せなのを大震災等の災害や戦争は幾たびも教えているのですから。
(わが家の野草図鑑「ホウチャクソウ」。ナルコユリに似た花ですが、こちらには毒があるそうです。何故庭に生えて来たのかは謎でございます。)
人は一人にもなれる。一つにもなれる。と言う言葉があるのですね。
別々の事ではなく、一人になるから一つにもなれるのかなと思います。
本当にとことん一人だと、一つになれる喜びが分かる。
そこが半端だと、半端な欲に安易に支配されて分からなくなってしまう様に思います。
多少の金を持ち、ちょっと良い車に乗って安易に運転して事故ってまた愚痴るのかな~?
死傷事故で無い事を祈りながら、欲張るだけの甘い考えの結果を、日々見ている様に思います。
日々無事である事の幸運をみなさまに感謝しながら、今日の後半戦も頑張ります。
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2024/04/18 16:29
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ハーレー・ラビットソン
私の二才上の同僚は、元自動車学校の教官でございます。
「自動二輪専門だったので、車の運転は上手くないんだ。」と言うドライバーでございます。
「昔はスクーターに乗っていた」と言うので「もしかしてラビットですか?」と聞くと「そうなんだよ。今あれば高いだろうね〜。」と言う話しで盛り上がりました。
こちらでございます。
私が16才の時に、小型自動二輪の免許を取るのに同級生がこれで迎えに来てくれた思い出のスクーターでございます。
同級生たちは「ハーレー・ラビットソン」と呼んでおりました。
富士重工系の会社が1968年まで生産していた、懐かしのスクーターでございます。
私以上の年代の人には、思い出のある乗り物かも知れません。
同じ世代の人と言うのは共通する体験がありますので、共通する話題になると何だか一体感があります。
ともあれ私の方は、小型自動二輪の免許を取るのに実技試験に6回もかかった苦い思い出と一緒です。
電車運転士免許も大型二種免許も、筆記は一発なのですが、実技試験がとことん苦手な訳です。
チョー簡単に言いますと、緊張に弱い。つまり、メンタルが弱いのでございます。
弱いからこそ、強くあろうとして来た感じなんですね。弱いからこそ立ち向かった。
そんな感じだったのかも知れません。
妻とタイ料理を食べに行きましたらお店の人に「社長さんみたいに見える」と言われました。
妻は「あなたは偉そうだからね~」と言う。「私はバスのドライバーです。」と笑いながら話したのですが。
強そうで、偉そうにして来た事だけ身についてしまった様でございます。
それでも、本社の同僚と話していると介助人さんたち、他の運転士さんたちが代る代る笑顔であいさつして行ってくれるので「辻川さんは、人気あるね~。」なんて言ってくれます。
ただ偉そうな人に、気さくにあいさつをしてくれませんよね。
実は、メンタルが弱いのバレバレなのかも知れません。
人は見かけに寄らないのでございます。人は、弱い、できないから始まり努力を重ねて、また弱い、できないになって人の手を借りる事になる訳です。
強いだの、偉いだのと勘違いしなければ、人の関係と言うのはなかなか楽しいのかも知れませんね。
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2024/04/17 16:37
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雑草の類いなれど
何だか一斉にたくさんの花が咲いて来ます。きっと全ての生物たちの恋の季節なんですね。
虚栄や欲で自分をガチガチに縛るよりも、感謝を忘れず自然体であれば争いや戦争の無益さが分かる様な気もするのですが…。
繁殖力が強くて抜くのが大変な雑草にカタバミがあります。
ところが、このカタバミも良く見るとなかなか可愛いのでございます。
こちらは、ピンク色ながらムラサキカタバミとの事です。
なかなかチャーミングじゃありませんか?
そして、
こちらは地下茎が芋状態になる「イモカタバミ」です。
増えすぎてしまうので、少しだけ残しております。
小さな庭なれど、四季の営みを感じながら仕事からの気分転換をさせてもらっております。
昔「中部銀次郎」と言う有名な、アマチュアゴルファーがおりました。
その人が「分かったと思うな」と言う著書を残しております。
何故か手元に残していたのですが、とても大切な事を伝えていると思ったからなんですね。
その出だしからミスショットで失敗する最大の原因は「欲をかいて考えるほど、制約が生まれがんじがらめになるからだ。」と言っているのですね。
欲は心と身体の両面で自然の動きを奪う。それが技術上の問題よりはるかにミスの原因であると言う訳です。
なのでナイスショットが生まれる条件は、心の平静さ、和やかさ、欲や見栄から来る制約も無いところにあると言う。
つまり、ゴルフをアマチュアとして極めながらつかんだ事は、実に普遍的な教訓に満ちている訳なんですね。
思い通りに行くのは稀な事、どんな状況に置かれても感謝できるかどうかだよ。とそんな事も言っております。
そう言えば、そもそものゴルフの発祥は、自然を生かし向き合いながらのスポーツでしたね。
何事も感謝して、ポジティブに考え、行動する事で結果は後からついて来るよって、全てに共通する様に思います。
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2024/04/16 16:36
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カオマンガイを頂きました。
桜の花が残る中、みるみる新緑に変わる木々。何だか幸せな気持ちになりながらハンドルを握ります。
日々の自然の変化を感じながら運転できるのはローカルバス運転士の特権かも知れません。
もっともバス運転士自体は、運転に気を使う割には収入も少なく、乗客からのクレームも付きものなので不足しているのに離職率も高いとの事です。
まあ、色んな面で「割に合わない」職業の様です。
ともあれ、それを新たな生業として挑戦する身。年金だけで生活できない現状でございますし、頑張るしか無いのでございます。
休みは休みとて、やらなければならない事がございます。
夏日の様な昨日、大汗を流しながら懸案だった冬用のスタッドレスタイヤの交換を致しました。
さらに容赦なく生えて来る雑草と伸び放題で枯れていた芝刈りも。
家も、車も、庭も、綺麗に維持する事には努力が要るのでございます。
さらに、技術と道具、加えてセンスがあればなお宜しいのですが、そちらの方は半端なままで、出来ばえはどうもいまいちです。
昨年刈り込んだドウダンツツジ(満天星)が満開になりました。
刈り込んだ方が、ちゃんと咲く事が分かりましたので、無駄では無かった様です。刈る事より、刈った枝や葉の掃除の方が大変なんです。
何事も片付けがあってなんですね。やりっぱなしは、誰でもできる。
片付けもできないのに、偉そうに言う人がたくさんいますね。そう言う人に限って働く人を見下している様に思います。
作業は片付けを考えながら。JRの検修をやりながら、仲間たちに学んだ事であります。
今日は、ご近所で本日開店したタイ料理のお店に行って見ました。
妻が食べたい!と言うカオソーイは、残念ながら開店に間に合わなかったとの事。個人店らしく、色々と開店までに揃わなかった様です。
では出来るメニューをと、カオマンガイと言う料理を頼みました。
タイ米は、鶏肉の煮汁で炊いてあります。
実はタイ料理のお店、ネットで高評価でも外ればかりでしたが、こちらは美味しくてしっかりエスニックでございました。
簡単に言うとちゃんとしている。
臨席のタイ人のフレンドリーなおばさまが、料理の解説をしながら「こっちの店の方が美味しいよ!」と言ってくれました。
不慣れな感じの店主さんたちも感じが良い。
料理もまた人柄なんですね。
何事にも人柄が出る。食べ物を頂きながら、人柄を味わっている。万国共通なんだと思います。
何事にも人柄が出るし、持ち味が出る。
持ち味が出る前に、投げてしまうともったいない訳です。持ち味を活かし、伸ばせる様な人との出会いが大切なんですね。
自分しか見ていない人は、それを押しつぶす。
色んな事をやりながら、自分を振り返りどう生きるかを考える毎日でございます。
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2024/04/15 16:47
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