辻川慎一つくば便り
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いつまでも絶える事なく
一昨日、私の代わりのドライバーの準備を自らして有給休暇を頂きました。
神奈川県戸塚に、党派の時代に親交があった友人宅に弔問するためでした。
よく一緒に飲んだ人で、戸塚の御宅にも2度泊めて頂いた事があります。
奥様は私を覚えてくれていて、喜んでくれました。
と言うか、私が「御宅まで行けます。」と言ったのですが、待ち切れずに駅まで迎えに来てくれたために、すれ違いになるくらい心待ちしていてくれました。
(故人と歩いた道、渡った橋を思い出しながら面影を偲びました。)
党派だの組織と言うのは、そこを離れれば非情なもので親交があっても切られるのでございます。その様に縛り付ける。それが、組織を守る事なんですね。
今年2月に亡くなっていた事を、組織外の友人から教えて頂いた次第です。
ずいぶんと遅れてしまいましたが、まだ納骨されずに奥様と一緒に待っていてくれました。
やはり親交があった仲間が一緒に訪ねてくれました。
約2年闘病されて「泣き言一つ言わず、残された家族が困らない様に全て自分で片付けて行きました。」と奥様が話してくれました。
悲しみが深い事は察しておりましたが、笑顔を絶やさず私たちを迎えてくれて「きっと喜んでいます。」と何より彼女自身が喜んでくれているのが分かりました。
「辻川さんは、昔の印象と全然違いますね。」と言っても頂きました。
それから「とっても良い形の耳をしていたのですね。」とも言ってくれました。自分では分かりませんが、福耳だった様です。
「遠くからわざわざ来て頂いて、本当にありがとうございます。」と何度も言ってくれました。
故人の遺骨に「闘病も知らず、来るのが遅れてすみませんでした。また、一緒に飲みたかったですよ。また飲みましょうね。」と声を掛けてまいりました。
奥様は、名残惜しく戸塚の街を案内しながら、故人が闘病した病院も教えてくださいました。駅の改札口でお別れしても、手を振りながら見送ってくれました。
一緒に行ってくれた仲間が「来て良かったですね。忘れ得ぬ思い出になりました。」と言ってくれました。
この日、せっかくなので帰路は故人になられた友人との縁を結んだ恩師、中野洋さんのお墓参りも致しました。
もう一人の仲間も合流致しました。
3人で中野さんと酒を酌み交わしながら、色んな報告をして参りました。
自分たちの正当化のために相手を声高に誹謗中傷する人たちに、世の中が良くできるのか?戦争を止められるのか?
考えれば分かりそうなものですよね。
友情と愛情、心無き者に幸せは無い様に思います。
奥様がいて故人がいた。
事ある事に「かあちゃんが…。かあちゃんが…。」と言っていた人であった事を思い出しました。
https://youtu.be/a5SaHfNiOO0?si=Yxumt0_h5WnrbNUG
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2024/04/29 07:31
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