辻川慎一つくば便り

毒蛾にやられる。

小さな庭なのに、レモンの木が3本、スダチと福来みかんの木がそれぞれ1本ありますので、アゲハ蝶がたくさん飛んで来て卵を産んで行きます。

それからパセリにはキアゲハが来ます。

花も増やしましたので、モンシロチョウやミツバチやハナアブも来ます。

その姿をながめるのもなかなか楽しいのですが、ナンキンハゼの葉にはヒロヘリアオイラガと言う毒蛾が卵を産んで行きます。

最初はとても小さいながら、びっしりと誕生して毛にもちゃんと毒がございます。

葉が白い繊維だけを残して食べられはじめたら、すぐに発見して葉を除去しないと大変な事になります。

何せ昔毒蛾にやられてから、毒蛾アレルギーになりましたので、悲惨な事になります。


こんな幼虫です。

食べられはじめた葉を発見して切り落とせば終わるので、強い虫と言う訳では無いのですね。

どんな害虫もですが、良く見ていないと分からないのです。

殺虫剤頼みにしないためには良く観察して、早期発見して除去すると言うのは何でも同じかも知れません。

優雅に飛ぶ蝶も、油断すると蜘蛛の巣に捕まったりしてしまうんだな〜。なんて思っておりましたら、車のバックドアを開けた際にナンキンハゼの枝に手が当たりチクチクと独特の痛みが広がりました。

やられた〜と思った時にはまさに手遅れでした。

よーく見るとアブラムシより小さな毒蛾の幼虫がびっしりついた葉が三枚ほどありました。

裏側につくので、葉に白い部分ができたら即除去しなければならないのです。

時間が経って来たら痛むだけでなく赤く腫れ上がって来ます。

蚊にも刺されまくりあちこちが腫れている上に、もっと悲惨な腫れでございます。

そうでなくても、色素沈着でシミだらけになって来た上ですので何とも情けない状態でございます。

あ〜あとばかりは言ってられません。美しい自然界と言うのは、油断すれば死と言う厳しい世界でもあるのですから。

人は観察し、学び、知恵を働かせながら防御して生き延び繁栄して来たのでございます。

防御の大切さ、防御しないと言う無謀さを改めて学んだ次第でございます。

殺虫剤どば〜だと学びが無いばかりか、自分も毒を浴びたり食べたりする事になりますので防御にならない様に思います。

農薬を使った野菜や果物は、苦い味が致します。五感って大事なんだと思います。

便利さは、五感を麻痺させるだけでなく生きている実感も麻痺させてしまう様に思います。


今日のランチは、ガパオライスに挑戦しましたが、全く別物の味になってしまいました。


とても人に提供できる代物ではありませんが、安全で栄養価が高い事だけは自信があります。自家製トマト、自家製パセリ、有機玉ねぎ、パプリカ、ズッキーニにアグー豚ひき肉を使っております。

失敗は成功の母。手を出さない人は失敗しないのですから、さらに工夫して行きたいと思います。


お一人様の私に、JRの後輩から参議院選挙のハガキが届きました。


すっかり政党嫌いになってしまいましたが「働く人たちのために」と言う事を、人種や国を越えて世界の人を見ながら考えるのであれば支持できる様に思います。

あれやこれや、もっともらしく単純化した事を声高に主張し、誰かを非難し叩きながら名を売って当選すれば勝ち。そんな政治と人に未来は無い様に思います。


やはり、気高く人としてのスケールの大きさを感じられると、本来日本人ってこうだよな〜と思います。


温故知新。古きを訪ね新しきを知るってやつですね。難しい時代だからこそ、踊らされずに人を人としてちゃんと見ていく、観察する事、大事だと思います。

暑さに対しても身も心も防御しながら、お互いに何とか無事に歩き続けたいですね。

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