辻川慎一つくば便り

何のために?

昨日は、ひたちなか市の実家に両親を訪ねお墓参りをして来ました。

ゴールデンウィーク中のひたちなか市には近付きたくは無いほど、ネモヒィラの国営ひたち海浜公園や那珂湊漁港に来る人たちでとんでもなく混雑致します。

覚悟しながら、常磐道と国道6号線を回避して「順調」に向かっていたのですが、ひと区間だけ常磐道に乗って見てとんでも無い事になってしまいました。

石岡のスマートインターチェンジからスムーズに入れたと思い「なんだ〜ガラガラじゃないの?」と少し走りましたら、前方に渋滞が見える。

やばい!次のインターで降りようとしましたら、降りる方も大渋滞。つまり、渋滞を見て慌てて降りようとするのは、みなさん同じな訳です。

そのうち本線もどんどん詰まって来る。

にっちもさっちも行かないのでございます。

結局ひと区間で1時間以上かかって、ようやく常磐道を抜け出し、遠回りの迂回路をスムーズに走り抜けて実家にたどり着く事ができました。

しかし、正午近くになっていつたどり着くか分からない大渋滞の中、何のためにネモヒィラを見に行くのか?着いても、駐車場に入る事も大変。

私どもには、とても理解し難いのでございます。

困難を超えて(?)見た花は、ひときわ美しく感じるのでしょうか?



高齢でも息子に迷惑を掛けないと頑張っている両親と遅くなったお昼を共にして、お墓参りをして故人と向き合って来ました。

元気だからこそある時間。しかし、それは有限な時間ですよね?

当たり前の時間では無いと、死者と向き合いながら思います。

東日本大震災と原発事故。能登半島地震…。死者たちと向き合いながら、忘れてはならない記憶がある様に思います。

ネモヒィラの丘に登ると東海原発が目の前に見える事をどれだけの人が知っているのかな~と嫌みではなく思ってしまいます。

私の方は、せっかくの休み。有り難い仲間たちや故人との名残惜しい時間を過ごさせて頂き、これから身辺整理や懸案事項の片付けを妻と一緒にやれたらなと思います。

お休みの方も、お仕事の方もなるべく充実した時間が過ごせます様に願っております。

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