辻川慎一つくば便り
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action and reaction.
学生時代の物理。名物先生がいて「action and reaction!」とニュートン物理学の基礎を印象深く、面白く連呼されていた。作用には同じ力で反作用がある。
まあ、物理だけでなく、人の世界でままた作用には反作用がある。
反作用をしっかり見る事は、作用の力の中身のを問うのですね。
今日は、昨日とは打ってかわり工場送迎大型バスの研修「指導」でございます。
「厳しく監督をして下さい。」なんて言われるのですが、私の方はもちろん立ちっぱなしで良く見ながら危ないと思う時には注意して、どうしたら変えてもらえるかを良く考えて後で話しますので、基本的に運転中に無用なプレッシャーが掛からない様に気を付けております。
何十年もやっているベテランの様な経験もありませんので、話す事は慎重に考えます。
相手の方が、主体的かつ積極的に変えるとならなければリアクションは、ただの反発になってしまうだけだと言う事だけは分かるので。
話しの内容を受け入れてもらえた時にだけ、凄い変化がある事を研修指導をやりながら学んで来ました。私に取ってはとても貴重な体験をさせて頂きました。
今朝の出庫前は、森を眺めながら一服。
木々もまた厳しい自然の中でせめぎ合いながら、高く立とうとしているな〜。人の世界もこんなだろうか?なんて思いながら。
同僚の一人一人のお顔を真っ直ぐに見ながら、朝のあいさつをして「寒いですね〜。」なんて言いながら笑い合います。ほとんどの方がリアクションしてくれます。
アクションしないとリアクションが無いのは当たり前で、あいさつしないと言うアクションには負のリアクションがある訳です。
動いていない状態でもこの力学的法則は作用している。って言う通りですね。
自分が嬉しいリアクションを求めてアクションする。そこに、人としての特徴があるのでかなと思います。
リアクションが良くなければ、自分のアクションの仕方を考え直す。エジソンではありませんが1万回以上の失敗の仕方を学んで来た私でございます。
そろそろアクションの仕方も錬磨されなければなりません。
日々にアクションし、リアクションから学ぶ。
そしてフラフラしながも、何とか真っ直ぐに立つ。一応そんな風に見える様に、頑張っております。いつか倒れる時まで、伸び続けるしかありませんね。木々の様に。
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2026/02/18 13:53
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しっかりしないと。
今日は小学校の送迎担当です。天気予報に無かった雨の中を発車し子どもたちを迎えておりましたら雪までちらついて来ました。
それても子どもたちに「お願いします。」と言われたり、送りに来た保護者さんたちにお辞儀をして発車しようとすると、保護者さんたちも頭を下げてくれる。身が引き締まり、しっかり運転しなければと自分に言い聞かせる。
田舎ならではなのでしょうか。「お願いします。」「引き受けました。」と言うやり取りが、そこにはあると感じます。
人と言うのは、それこそ数え切れない人に支えられながら成長し生きている。自分だけで出来たなんてのは誤解でしかない。誤解して偉いと思っている人は、愚か者なんですね。
愚か者は、私も含めてみなさんの中にも住んでいるのだと思います。
「茨城新聞」に出た外国人青年運転士の記事でございます。本当はカラー写真です。
私も研修「指導」を担当させてもらいましたが、職場の同僚たちみなさんからも可愛がられて「日本人より日本人らしいしっかりした青年だ。」と言われております。
私自身も、しっかりしなければと学ぶところがあります。もちろん学ぶだけでなく、助けられる事は喜んで助ける様にして来ました。
学校の送迎バスでは、既に子どもたちの人気運転士でもあります。
日本で働くと言う事は、税金も年金も納める事になります。年金は、5年働かないともらえないのですね。(例えば3年で帰されてしまうたくさんの実習生は納めさせられて終わり。)
国民の税金を外国人に使うのはおかしい。なんて事を言う人もおりますが、外国人だからと言う括りの議論は間違っていると思います。
むしろ、しっかりしなければならないのは受け入れる側の私たちの側の様に思うのです。
慣れていない人にダメ出しして「指導」している気になる人もおりますが、導くと言う事には人としての容量や力量が問われるのですから。
つまり自分達への問い返しができない人と言うのは、狭量にダメ出しして自分を守ろうとしてしまうのだと思います。そうしますと、新しい発見なんて見えない。時代や世界の変化も見えない。流れを詰まらせる反動になっちゃう。
そんな構造の様に思います。
かく言う私も、ふらつくは、胃が痛むは、血便が出るは、耳が遠いは…。そして蓄えも無い。相変わらずミスる。しっかりしなければと思いながら、あ~あって言う感じです。
しっかりと言うのは、人の性質・考え方が堅実で、あぶなげないさま。だそうです。
私の場合は、危なげなんでしょうね。助けてもらってばかりおります。
外国人青年運転士にも「服にゴミが付いています。」だの世話を焼かれ、別の方にはお弁当のおかずまで、助けて頂いている。オイル交換をすれば同僚が助けてくれる。
でもね。気持ちが落ち込んだり自棄になりそうな時に、その人たちの思いに対して失礼だろう!って自分に言う。そうすると気持ちが立ち直る。しっかりせねばって。
きっとしっかりしてないから、しっかりせねばなんですね。そう努力し続けるしか無い様です。
そのうち身に付いて来るかも知れませんし。
と言う訳で午後の部も頑張って参ります。
みなさんも良い1日を!
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2026/02/17 11:39
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ある一生。
日本人は「勧善懲悪」物語が好きな様に思いますが、現実には理不尽な事ばかり起きます。そんなに単純ではありませんね。
大体、夫婦の関係なんてのも複雑です。簡単になんか割り切れない。
(「料理を作るのが面倒になった。」と言いながら心尽くしの料理を用意してくれます。)
16才で結構した母か、85歳の誕生日を迎えましたので70年近く父と夫婦をやって来た事になります。父の世話をしながら、理不尽な父への恨み言ばかり言う不思議。
人自体が単純に割り切れ無いのですよね。
そんなに単純だったらとうの昔に人類は、絶滅していた様に思います。
なので、人の数だけ割り切れない物語があるのだと思います。
掛かり付けの医者が、「いつも一ヶ月分の薬をくれるのに、ニヶ月分出すので行かなかったら一ヶ月分足りなくなった。」と言う母の話しを聞いて「意味が良く分からないよ。」と言うと同じ話しを繰り返す。どうも一ヶ月分しか処方されなかった薬があって、結局医者に行くハメになったと言う事らしい。で、言いたい事は二代目が継いでからダメになって閑古鳥が鳴いていると言う事だったらしいのです。「新しい医院が出来て、評判が良いのでみんなそっちに行ってしまった。」と聞いてようやく分かった次第でした。
な〜んだ、結論から先に言って欲しいな〜と思いながら「今はスマホで調べて評判の良い方に集まるんだよ。老舗だとあぐらを掻いてるとたちまち没落しちゃうんだ。時代が変わったんだね。」と言うと「全く怖い世の中になったね。」と言う母。
何があっても子どもを守り、家族を維持して来た母からすれば簡単に乗り換える世の中と言うのは「怖い」と感じるのだなと思ったりしました。
新しいものに乗り換える事を追い掛けると言う欲望を、実に簡単に達成できるのがスマホ革命の社会の様に思ったりします。
老舗医院の話しと総選挙の結果って共通しているな〜と思いながら母の話しを聞いておりました。
(春を思わせる陽気になった昨日の夕日も綺麗でした。)
諸行無常の速度が速まっている感じがします。
私の方は、急ぐみなさんと競走するなんて事はしないバス運転士でございます。流れを妨げる事なく悠然と運転する。それが王道だと思っております。力付くの覇道と言うのは結局長くは支持されないと思っております。
諸行無常であるからこそ、諸行有情を貫きたい。でないと生きている事が虚しくなりますので。
昨日観た映画です。理不尽の限りくらいの過酷な人生を揺らぎ無く真っ直ぐに働き続け、生きた男の物語でした。
危険な工事現場で同僚が重症になる。「足が無くなっても彼は彼だ。」「では頭が半分無くなってもか?」と上司に聞かれて「それでも彼は彼であり続ける。」正確ではありませんが、そんな言葉に深く考えさせられました。
槌や斧を真っ直ぐ振り降ろす見事な姿に見入ってしまいました。
私は、私である。彼もまた彼である。その揺るぎの無さが、愛された事に支えられている。その労働する姿に現れている。
とても深く考えさせられ、印象的な映画でございました。
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2026/02/16 13:25
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転ばぬ先の杖
休日の今日は、実家に来て今月85歳を迎えた母と一緒に息子の墓参りをして来ました。
毎日散歩を続けている母ですが、「車を避けたらバランスを崩して転倒してしまった。倒れたのが畑だったのでケガをせずに済んだ。車の人に助け起こしてもらった。」なんて言うお話しをします。膝も痛むと言う事なので、「そろそろ杖を使った方が良いかな〜。膝の負担も減るみたいだよ。」なんてお話しをしました。
「階段を降りるのが大変だ。」と言うので手を貸しながら「人生まだまだ登れって事だね。」と言って笑い合いました。
そんなやり取りをしながら、私の方もだんだんとガタが来ている事を感じているので、母の杖としてまだまだ頑張らないといけないな〜。なんて思ったりしました。
今日は朝から、父の好きな赤飯いなり寿司を作りました。
北海道の白鳥もち米に、つくば産の大角豆、土浦の十二屋(とうふや)の油揚げ、お砂糖は甜菜糖を使いました。お醤油はフンドーキン、有機味醂でございます。
油揚げを袋にする技は、友だちが教えてくれました。
見てくれは良くありませんが、めちゃ優しい味がします。
良い素材と調味料を使うと、飾りが無くてとても優しい味になります。
喜んでもらえると良いのですが。
「去年に続き今年もあまり実がならない。」と言うJR時代の同僚に無理をお願いして、とても美味しいイチゴも買ってお土産に致しました。
母には、私が作った福来ミカンジャムと金柑甘露煮もお土産にしました。母は「自分でも作ろうかと金柑を買ったけれど、どう作るのか分からない。」と言いながら喜んでくれました。咳込むと止まらなくなりますので、金柑甘露煮をプレゼントしたのですが気に入った様でございます。
私自身、昨年風邪を引いたのですが食事とうがいと金柑甘露煮で酷くならずに済みました。とても良く効きますが、食事がいい加減だとダメかも知れませんね。
食事と運動と思いやりが、私の「転ばぬ先の杖」なのかも知れません。思いやりと礼を尽くしておりますと助けてもらえる事は、バス運転士をしながら日々学んでいる事でもあります。
さて、母にはどんな杖が良いのか?
良く検討してプレゼントしたいと思います。
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2026/02/14 15:28
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されど愉しき日々
今朝出勤すると健康診断の結果が手渡されました。結果報告に加えて会社からの書状かありました。
それを見た年下の先輩が、外国人の青年に「あ〜あ。◯◯が辻川さんにストレスばかり掛けるから、精密検査を受けなければならなくなったぞ。」とイジりました。そしたら青年が来て「何が書かれているのですか?」と尋ねるので「医者に行かないと運転できなくなっちゃうんだよ。」と話しました。一旦離れてから、また来て「私がストレスですか?」と心配そうに聞くので「そんな訳無いだろう。☓☓さんにからかわれているだけだよ。」と言うと安心した顔をしておりました。真に受けて心配する彼の心を感じた瞬間でございました。
(昨晩の日没。万博記念公園のシルエット。)
ともあれ、健康診断の判定は総合「D」で、良くありませんでした。血圧が高めなだけでなく、便潜血と聴力低下については医療機関受診の指示がされておりました。指示されると行かなければ、産業医から乗務不適格の判断をされてしまう可能性があります。無呼吸症の精密検査をギリギリクリアして、高血圧で医者に行き、今度は内科と耳鼻科かよ〜。また、時間とお金が掛かるな〜と思うと共に、散々無茶して来たツケが年相応に来ているのかなとも思います。ちょっと重い気持ちになりました。
しかし、バスを運転する時には引き釣りません。今日も朝焼けが美しいな〜と感じながら気持ち良く発車しました。
無事に朝乗務を終えてから、昨日の担当者から申告されたエンジンオイルとフィルターの交換作業をする事にしました。
出勤時に外国人青年運転士をイジっていた先輩も、路肩灯の修理に入っておりました。私が作業するスペースに困ったのですが、事情を話すと「ここでやると良いよ。」と私のバスをわざわざ誘導してくれました。そればかりか、気にかけてちょこちょこアドバイスをしてくれます。それがとても助かる。
私が着替えたり道具や部品を揃えたりと作業準備をして、エンジンの下に潜って作業をし始めましたら、今度は8つ下の後輩が「辻川さん手伝いますか?」と声をかけてくれました。以前なら「大丈夫です。」と言ったと思いますが「すみません。お願いします。」と素直に援助を頼みました。
作業自体は難しくは無いのですが、オイルを13リットル運んだりの手間がかかります。そして、フィルターを外すのに難儀してしまいました。レトロなバスの大変さかも知れません。
そうしましたら「変わります。」と言ってくれる。そこも無理せずに、お願いしました。
結局半分はやって頂いた感じでした。そのうちに外国人青年も来る。別の後輩同僚も来てくれて手を貸してくれるのです。
先に助けてくれた後輩同僚は「今頃来て、来るのが遅いよ!」なんて言う。そして「辻川さんやるならやるって先に言って下さいよ。一緒にやりますから。」と有難い事を言って下さいました。
何やらじ~んと来て、嬉しい私がおりました。だって、みなさんが何かと助けてくれるのですから。
そんな訳で、今日も色んな事がありながら人に励まされ心愉しいひと時を過ごしております。
一人一人にちゃんとお礼の言葉を伝えながら、二度と無い日の仲間たちの姿とその記憶を心の中に留めております。
「人権を尊重する心にマニュアルは無い。人を思い、自分を思う、たったこれだけのことであろう。」(渡辺えり子)
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2026/02/13 12:20
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