辻川慎一つくば便り

毎日少しづつ。

世の中でも会社でも、毎日何かと事件は起きているのですが、私の方は今までに無く静かな時を過ごしております。

バスを運転するのも平穏で、落ち着いた心である事が一番大切である事を学んで来ました。

今日は、バス運転のベテランながら会社に入ったばかりの人の添乗「指導」担当でございます。

様々な事情で辞めてしまう運転士もいますので、新しい人が入ってもなかなか追いつかない現状もあります。

私の方は、自分に与えられた仕事を日々無事にやり切る事が、自分の責任の果たし方であると思っております。

ただでさえ大変な状況ですから、私自身の過失で迷惑を掛けない。それが一番大切だと肝に命じ直します。

若い頃の様に、あれもこれもなんて引き受けられませんし、あれもこれもと引き受けてやってもそんなに上手く行った事もありませんでした。


朝の「指導」が終わり、JA直売所に寄って花を買って来ました。

ヒマワリの様な花ですが、ルドベキアと言う名だそうです。

淡色の花ばかりなので、心が華やぐ色と形にしたいと思いました。

鉢植えで250円と言う信じられない様な値段です。陶器の大きめの鉢に植え替えて、支柱を立てました。何せ強風が吹きますので。


それから日々草(ニチニチソウ)。紅白に致しました。一鉢60円を2鉢です。

少しづつ、花いっぱいに出来たら良いなと思います。自分が楽しめるだけでなく、前を通る人も楽しめる様に。

それから、人も植物も今までちゃんと見て来れなかったものを良く見る様にしないと、せっかく生きているのにもったいないと思う様になりました。

一過性のものにせず、良く見たいと思うのです。

そうすると違うものや世界が見えて来る。

あれやこれやの喧騒に振り回されるのはもう止めたいと言う気持ちもあります。



バスを運転しながら、信号待ちで脇を見ましたら何だか枝全体が垂れ下がって「幽霊」みたいな木がありました。

なんて言う木かな〜と後で写真を撮りましたら「欅」(ケヤキ)と出て来ます。ええ〜っ?ケヤキってこんな姿だっけ?と思いましたら、色んな原因で弱ると枝が垂れ下がるとありました。

大木でも弱ると幽霊見たいになっちゃうんだと妙に納得した次第です。可哀想にとも思いますが、それでも頑張っているんだと思えば凄いよな〜と思ったりもします。

大木なりにメンテナンスのやり方はあるはずですね。

そんな事が気に掛かったりします。

私自身も弱って、枯れかかった大木みたいなものでしたから。

何が出来ずとも学べる事はあると思います。

それから、バスの運転を続けながら学び直した事ですが、毎日諦めずに少しづつでもやり続ければ、上達する時が来るって事です。

人が見てどうのではなく、自分で納得できる様になり、さらなる課題が見えて来る。

人の一生ってそんな感じかも知れませんね。

焦らずに毎日、少しづつ積み重ねて行くと確かなものが自分の中に生まれる。そうすると、生きてるなって実感する様に思います。

確かに何が起こるか分からない。一寸先は闇かも知れないけれど、慌てず焦らず、一つ一つ積み重ねるしかないのかなと思います。

生きていると言う事は、命をつないでいる事に他ならないのですから。年齢の問題ではありませんね。

https://youtu.be/35mIQfbF4d4?si=j2QH_dWqZGJLQZb7

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