辻川慎一つくば便り

ウリの季節

つくば地域は、強風地帯なのか季節を問わず風の日が多い様に感じます。

昨日も今日も風が吹いて、せっかく大きくなって来たトマトの苗が倒れてしまいました。

60を越えてから、何だか強い向かい風ばかりの人生でございますが、樹木を見習って黙々となるべくしなやかに生きるしか無い様です。


花が咲いてもなかなか実がならないなと思っていましたら、大きいのが隠れておりました。キュウリの収穫第一号でございます。

大葉は、オンブバッタの好物で毎年食べ尽くされてしまうのですが私も負けじと収穫しております。穴が空いているのは安全な証拠でもあります。

昨日は、実家の母にスマホをプレゼントして電話のかけ方だけ練習して頂きました。

慣れない高齢者には、指タッチもむずかしい事が改めて分かったりしました。父は自分のを持っているのですが、かけても出ないので母にも持って歩いてもらう事にした訳です。

父は母に「俺は息子から買ってもらった事が無い。」と言ってすねているとか。私が小学校の頃から遠足に行くと父にお土産を買っていたので「お前は父さんには土産を買って来る。」と良く言ってたじゃない?と母に言うと「忘れちゃうんだね。」と言う。

なかなかバランスと言うのは難しいもんだなと思っていましたら、母のスマホから早速の電話がありました。
「もう使えるんだね!」と言ったら父の声がして「母さんに使い方を教えているんだ。説明書はあるか?」と言う。
「今のスマホには説明書って付いてなくて、ネットで見るしか無いかな?」と説明した次第です。

こんな時には母は父を立てて頼りにするんですね。父もまた、弱ったと言いながら母にあれこれ説明している訳です。

母にスマホを作った事で、二人でワイワイやっている姿が浮かんで来て別の効果もあったんだなと喜んだ次第です。

まあ、一つの事件なんですね。


昨日の帰路野菜を仕入れにJA直売所に寄りました。

普通の大根がすっかり無くなって「サラダ大根」と言うのがございました。

辛味が少なくて、切ってそのまま頂けるシャキシャキした大根の様です。

それからウリがついに出始めました。「青瓜」と言う品種がありましたので、買いました。

そして「プラム」も。昔はスモモって言ってましたよね。

スーパーより新鮮で安いのでハマっております。ちゃんと作られた新鮮な野菜は美味しいんですね。農薬が心配なので、なるべく虫食いがあるのを喜んで選ぶのが私流です。


「青瓜」、見た目より全然柔らかくて、ほんのり甘くそのままでも頂けます。

塩昆布と刻んだ大葉をあえて見ました。いやぁ~、絶品でございました。

夏バテ予報だけでなく、デトックスや肌にも良い見たいです。

そう言えば、日系ブラジル人の若き旦那さんも「67才なんて見えないよ。50くらいに見えるよ。」なんて言ってくれました。ベトナムの青年と同じ事を言われたのですが、食べ物は大きいかも知れません。

食べ物と運動が大切なのかなと思います。


今朝の出庫のお見送りは見事な姿をした「ミヤマカミキリ」でございました。

発車前に、森の木に放してやりました。

トンボの大群が飛んでいたり、虫たちもせっせと命をつなぐ活動に余念がありませんね。

何気に、人と言うのは生殖能力が付く年になるまでと、生殖能力が無くなってから生きる時間が異様に長い生物なんですね。

さて、そこには一体どんな意味があるのでしょうか?

社会性や共同性があって、人間だから。だから社会が複雑になると簡単に大人にはなれなくなる。

生殖能力とは別に、70才を前にようやく大人になれたのかな?なんて思ったりします。で、また子ども返りをしたりする。

おかしな存在なんですね。



「うりうりがうりうりに来て、うりうり残り、うりうり帰るうりうりの声。」

では、夜の乗務に向かいます。

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