辻川慎一つくば便り

自分に負けそうになりながら。

早くも12月の半ばに入ろうとしていますね。会社では、新年を迎えるためにバスの通常点検や清掃の他に、エアフィルターの気吹きや油類の補充、さらにヘッドレストカバーとカーテンの洗濯などが指示されております。
私も基本の担当バスがありますので、先ずはカバーとカーテンの洗濯からやる事にしました。

使える洗濯機2台をみなさんで使うので、空いている時に気を使いながらやります。

私の朝の帰庫は、約1時間ほど早いので1時間勝負。ヘッドカバーとカーテンの半分10枚から洗い出したのですが、「全部行けそうだ」と欲が出て、全て外して洗いました。

化繊で薄いものなので、乾燥は取り付けて自然乾燥。夜便までには乾くと言う段取りでございます。

ヘッドカバーは難なく付けられたのですが、何せ古いタイプのバスで、窓の大きさ(長さ)が一様でない事に戻す段になって気が付きました。

カーテンレールが狭いところに隠れていますので苦労しながら引っ掛けて、あれやこれや組み合わせながら、違うと付けては外し…悪戦苦闘しながらようやく出来た!と思ったら、一枚余っているのを発見。そんな〜と焦る。

そのうちにどんどん帰庫して来ますので、自分の担当バスの定位置に戻さないと邪魔になってしまう。

気持ちばかりが焦る。仕方がないので、一旦終わりにして夕方再挑戦する事にしました。

何ともスッキリしない気持ちで、休憩時間に入りました。

あ~あ。カーテンを外す前に長さの違いくらい良く見ておくべきだった。
相変わらず気持ちばかり焦って、仕事が雑になり余計な手間がかかってしまう。

そんな時には、必ず思い出す人がおります。

私に電車の検修の仕事の厳しさを教えてくれた後輩です。同時に、人に教えると言う事の人としての姿勢を学んだ人でもあります。

あ~またかよ。顔向け出来ないなと事ある度に思い浮かべます。


(気分転換もあり11時前に開いているラーメン屋さんで、チェーン店でないお店を探し、妻と行って見ました。若松町の「良温」ラーオンと言うお店です。太い麺がツルツルシコシコでございました。スペシャルもつ丼も確かにスペシャルでした。)


一時帰宅がすっかり遅れて、図書館に本を返しに行きました。

妻に返却を頼んで駐車場におりましたら「すみません。」「すみません。」と言う声がしました。

私?と思って見ましたら、何とその後輩が立っているではありませんか!

え~っ。本当に出てきてしまった〜。って感じでした。

なんという巡り合わせなんでしょうか。

「偶然は、偶然じゃないから。」と言う妻。

そうですね。
私が会いたかったのかも知れません。
そして、励ましてもらえた様に思います。


(こんな濃い感じのお店でございました。)


さて、もう一度カーテンと格闘して気を引き締めて夜の乗務に向かいます。

みなさんも多少の失敗は糧にしながら、ご無事で頑張って下さい。

まあ、私みたいにそそっかしい高齢者は珍しいかも知れませんが、そんな自分に負けないぞ〜!

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