辻川慎一つくば便り

玉子の心臓にピーナッツの脳なれど

一昨日まではスクールバスの介助人で、昨日は外国人実習生の送迎ドライバー、そして今日は?

正午から21時までの勤務を指示されております。昨日連絡があったのですが内容は知らされておりません。

時間給フルタイムパートながら「重役出勤」みたいです。

妻に「俺って結構メンタル弱いのに、想定外の連続なんだよな~。」とこぼしましたら「知ってるよ。恐竜みたいなのに、玉子ぐらいの心臓だもんね~。」と笑います。

「それじゃ脳みそはピーナッツくらいと言うのかい?」と返す私でございます。


(昨日は、茜色の夕暮れが美しかったです。)


ともあれ66才の年らしく、動じないフリをしながら慌てずに引受けて行くのみでございます。

持久力が落ちているのが心配ですが…。


それも知っている妻がガッツリ朝食を作ってくれた上に、「朝鮮人参ドリンク」も用意してくれました。


状況も体調も日々同じではありませんし、絶対に大丈夫なんて事もありませんね。

散々自分で頑張って来たと誤解して、人に助けを求める事が恥であるかの様に思って来ました。

自立って孤独に耐えられる事じゃなくて、人の力を借りながら生きる力をつけて行く事。そして人の力を貸してもらうためには、自分も人を助けられる存在にならなければならない。

その本質を損得勘定に変えて、お金を万能にするから「法」を使った巨大サギである新自由主義の餌食にされてしまう様に思います。

なので助けを求める真の家族や仲間がいない人から餌食にされ、孤独にこの世を去って行くのだと思います。


(長お昼でない昨日は、お弁当を作ってもらい美味しく頂きました。)


日本では高齢者が三分の一になりました。その中での私たちシニア層の役割は何でしょうか?

戦後に生まれ、国鉄分割民営化そして左翼政党と労働組合の崩壊、チェルノブイリ原発事故も、ベルリンの壁崩壊も、2001年9・11も、2011年3・11もたくさんの貴重な経験をして生きて来ました。

私たちが見て来たのは、実は幻想と虚偽の崩壊だった様に思います。

自立とは、一緒に生きる仲間を作りながら「助けを求められる」関係を作り上げて行く事でしたね。

もはや幻想にすがったり、その崩壊を嘆いている場合ではなく、自分たちで作り上げて行くしか無い時代なんだよ。

そう言う風に世代をつなぐ役割が、私たちシニア世代にはあるんじゃ無いのかな?

そんな事も考えたりします。

ともあれ週末金曜日も無事にお過ごし下さい。お互いに。

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