辻川慎一つくば便り

記憶のリトル旅

人種が違おうと、姿形が違おうと、私たちは人を人として瞬時に見分けます。

当たり前みたいだけど、凄くありません?私たちには、人間としての根源的同一性がある。そして同時に、強烈に個別的でもある訳です。

実は命ってどれほど分解しても見えては来ない。私たちは、形態として他の命を見て、その記憶を重ねて来た。

40億年の進化を繰り返してからこの世に生まれ、生きた記憶を重ねている。重ねて来た記憶が、人を類として峻別していると言う説もあります。

だから、強烈に個性的に類としての記憶を重ねている。

例え認知症になっても、人を人として峻別する訳ですから大脳の新しい記憶だけで生きている訳では無いと思います。

例え亡くなっても、人が私の中で生きている様に、私も人の中で生きている。

昨日から石岡のお祭りです。
何十年か前、石岡の熱い祭りで飲んで大暴れしていた国鉄の先輩の記憶が甦ります。

その腕力が私に向けられる事はありませんでした。「辻川は俺が守る!」不思議で、やんちゃな先輩でした。

あっという間に駆け抜けて、その人が生きた様に死んでしまいました。

私は、頭で生きる人より、そう言う人たちに好かれた様に思います。



そんな思い出のある土地の近くに、妻と一緒に茨城良いもの探しのリトル旅をして来ました。

かすみがうら市の「雪入りふれあいの里公園」のネイチャーセンターを訪ねて見ました。昔は、千代田村と言われて国鉄の先輩がいた近隣にございます。

ハイキングコースの出発点にもなっていました。

何と昔は石切場があって、そこは池になっているとの事です。

蚊が凄いのでネイチャーセンターだけ見る事に。

水槽のイモリがかわいい顔をしておりました。携帯カメラを向けると、隠れてしまったのが残念でした。


2階には採石資料が展示されていて、天然ウランもありました。こんな近くでも採れた事に驚きました。


微量過ぎて影響は無いと書かれたあります。

それはそう。人間の細胞にはヒ素などの毒物も含めてある訳ですが、大量に摂れば死ぬのは当たり前の事。

天然ウランがあるから、放射能は大丈夫なんて事にはならない訳です。



なんて事を考えながらネイチャーセンターの周りを散策しました。



希望をかなえる「コマツナギ」が咲いておりました。


こちらは、葉が7枚ワンセットでなく11枚セットでしたのでちょっと困りましたがコマツナギとの事でした。

綺麗だと思います。

せっかくなので、三石森林公園と言うところにも行って見ました。


なかなかのロケーションでした。



やはりハイキングコースがありました。




たくさんの自然がありますが、人の手に余っている感じです。


せっかく色々建てても維持するのが大変なのは、ここも同じ感じでした。

「もったいないね。」と妻が言い、私もうなづきます。

色んな事が頭を過ぎりました。

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