辻川慎一つくば便り

心はどこに?

梅雨入りの週末、何だか心も晴れませんが、息を詰めない様に深呼吸して気持ちを切り替えます。

デスクワークをしていると足腰だけでなく、お尻も痛んで来ます。

昨日は、午後になって急遽社用で筑西市(下館)に行く事になりました。

デスクワークから運転で気分転換かと思いきや、足腰を動かさないのは一緒でございます。

ちょい高齢者の私にはなかなか辛いのでございます。

しかも、道路のことで県庁の合同庁舎行きを頼まれたのですが「県道から市道になっている」と言われ、急遽市役所へ。


市役所は、下館駅前でございました。


古い街らしく道路が入り組んでいて、たどり着くのがなかなか大変でした。

国鉄時代の労働組合運動では、有名なところであったのですが、今はもうほとんど誰も知りませんよね。

なんて思いながら市役所の道路管理課へ。すると「あそこは県道なので、県の方に一定下さい。」と言われて真っ暗に。

「エーッ!県に市道になったと言われて来たのですが〜。」と食い下がる。

調べてから市道になっていると分かってからの手続きはスムーズだったのですが、引き受けた書類を見ておいて良かったと思う。

見なければ何だか分からないし、説明なんかされない訳です。

まあ、そこは大会社と違うワイルドさがあります。

片道1時間もかけて、手ぶらで帰るのもがっかりします。

ともあれ、目的を達して帰路に就くと滅多に来ないはずのJR水戸線の電車に、踏切で引っ掛かりました。

早く帰りたいのですが、悔しいから撮りました。


かつては、点検修理した531系電車でございます。


あの頃は、いつもそばに仲間たちがいました。

息子の一人を亡くした時も、みんながそばにいてくれました。

「何故かって?」「辻川さんがそんな風にやってくれたからだよ。」と言ってくれます。

私は、とても大切な人を亡くしたのだけど、自分の悲しみばかりこだわる間違いも教えてもらいました。


心底苦しんだなら、人の力になれるはず。


仏像が半眼で、口元に笑みがあるのは目よりも口で、頭より心からを体現しているそうです。心は、口から、つまり食からだよ。頭だけだと我執の世界になると言う戒めだと言うのです。

人間は機械ではないので、パーツにはできないし、ならない。

私の弁当持ちは、かなり知られているのですが「毎日お弁当を作ってもらえるだけで、幸せですよ!」と何人かの介助人さんに言われます。

口やお腹の感覚をちゃんと感じるために、噛んで味わう事は心が頭を変えて行く毎日の所作なのだと思える様になって来ました。

心は、食べる事を大事にする事と別ではないのですね。

数値ではなく、心から食べるものである事をずっと忘れておりました。心は頭でなく内蔵にある事が分かって来ました。

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