辻川慎一つくば便り

人間の記憶

ミソキンくんから、しばらくぶりにコメントが届きました。

「ビクミン4」の発売日が近づいてきたよと言う連絡でございました。
ビクミンの主人公オリマーが、マリオの逆読みなのも、ミソキンくんのおかげで知りました。彼と出会わなければ知らない世界のことでした。

太字にするのは、彼との約束でございます。


(オリマーとマリオ)

来週からはまた別の仕事の様でございますが、学校では今乗っているバスの隣に二年前に運転していたバスが停車します。

その中で、じーっと私を見ている子がおりました。

運転士をしながら、おはよう!お帰り!さよなら!またねなどどの子にも声を掛けて来たのですが、シャイなのか素通りしていた子でした。

なのでえーっ俺を見てるのかな~?って半信半疑。でも思い切って手を振ると、手を振り返してくれました。

うわー。2年の間に成長したんだな~と嬉しくなりました。何より私を覚えていてくれた事に驚きました。

素通りしてたからと言って、私の声が届いてない訳ではありませんでした。それから、嫌われてはいなかったんだな~と思う訳でございます。

ミソキンくんもだけど、人と人と言うのは自分が思う以上にとっても影響しあっているのですよね。

特に子どもは、自分が新しく経験している世界をじーっと良く見ているのですよね。大人の様に分かったつもりになんかなってない様に思います。


(今日のわが家のアマカエルくんです。同じに見えますが一周り大きく成長しております。)


子どもたちと仕事を通して関わりながら、私もじーっと子どもたちを見ています。

簡単に言う事を聞いてくれなくても、どうしてなのかを考えます。それぞれに原因や理由があるのですね。

危険がある場合にだけは、厳しく止めますが、自分の都合優先だと弱い。本当に相手のためなのかどうかが、瞬時に問われる感じが致します。

何か、子どもたちとの関わりを通して、人間関係の本質を学び直している感じが致します。

そして、「私」と言う人間が、「私」に関わる人たちに否応なく影響を与え、その記憶の中に生きると言うおそらくは人間特有の心の世界を垣間見ている様に思います。

やっぱり、気付くのが遅いのかな~。
自分だけが辛い訳じゃない。人の辛さを分かち合える様になるために、「苦労は買ってでもしなさい。」と言うことなのかなと改めて思います。苦労が足りない人生でしたから。

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