辻川慎一つくば便り

100年1000年に生きる文化

元旦に、元朝参りに初詣して今年1年の無事と健康をお祈りして来ました。

帰宅すると、私の方はまだ出せていない年賀状が届いておりました。年賀状も高くなり、年賀状終いにする人も増えている様ですが、国鉄からJR時代の先輩方が大半でございました。

何か目的があっての事ではなく、年に一度のつながりながら何十年も続いておりますと、それはそれで得難いつながりなのかなと思います。

なので、時間はかかるのですが、一人一人、なるべく手書きで年明けの年賀状を書く事にしました。


妻が作ってくれた美味しい「お雑煮」を頂きました。


お餅は、JRの後輩が突いてくれた「福来みかん」「ヨモギ」のお餅でございます。

こちらも有り難く、美味しく頂きました。

昨年末29日、私がJRの後輩の御尊父様の葬儀に参列した日ですが、韓国では旅客機事故で179人もの人が亡くなられていたのですね。

家族や友人を突然亡くされた悲しみは、どの国のどの人に取っても同じだと思います。

まして事故の問題は、他人事ではありません。

心が痛みます。


元日の晩餐には、妻の心と手間のかかった「おせち料理」が並びました。


その料理を美味しく頂きながら、池袋で年越しのお弁当が配られ350人の人たちが並んだと言う報道を思い浮かべました。

生活苦のなか物価高騰が続き、日本でも困窮している人がたくさんいるのですね。

私とて、病気にでもなればたちまち困窮する身である事には変わりは無いと思っております。

やはり、他人事ではないと思います。

一寸先も、本当には見えないのだと思います。

けれども100万も1000年も先を見て、今を生きれるのも人間なんですね。


寝床でチラチラと読み返しはじめました。


1000年先まで持つ建物は、1000年以上の樹齢のある木でしかできない。木を組むのは人を組む事。

そんな言葉が沁みて来ます。

明日が見えないからこそ、1000年先を見て今を生きる大切さを伝えている様に思いました。

それが、日本の文化であるはずなんですね。


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