辻川慎一つくば便り

明けましておめでとうございます。

みなさま、新年明けましておめでとうございます。

何だかお正月感が薄いのでございますが、昨年は地震から始まってしまいましたので平穏な幕開けに感謝したいと思います。


毎年、初日の出と初詣は別なところでチャレンジして来ましたが、今年は茨城県の神栖(かみす)と言うところに行って見ました。


神様の栖(すみか)と言う凄い地名の街でございます。

古くからの地名だと思いますが、コンビナートの建物が並ぶ工業地帯でございます。

海風が強いので、風力発電の街ともなっているのですね。

そのまま初詣は、神栖の「息栖神社」に行って見ました。

近くの鹿島神宮、香取神宮と合わせて「東国三社」との事で一度行っみたい社でございました。



しかし、荘厳な感じの鹿島神宮。派手な感じの香取神宮に比べると質素でシンプルな感じが致します。



本殿も可愛いくらいです。


一の鳥居には、2つの湧き水の井戸があり、古くから地元の人たちが利用して来たとの事で、どちらかと言うと地域密着の神社であった様です。

初詣に来る人々も地元の人が多いみたいで、神社の人たちと親しくあいさつしている姿が見受けられました。

フレンドリーな感じが他の2社とはかなり違う印象です。

「ここはなかなかステキ!」と妻も気に入っておりました。


二の鳥居の近くのお店で「幸せの黄金鯛焼き」を売っておりましたので、食べて見ました。


鯛焼きと言うより、ホットサンドに近い感じでしたが、ユニークで美味しゅうございました。

鹿島開発で、一大工業地帯になった街でしたが「神の住み家」の由来が、こちらにあったのだなと理解できた感じでした。

日本の無数の社は、天皇制と結びつけられ格付けもされておりますが、元々は自然への敬意と怖れ。豊穣への感謝と祈りと一体のものであったと思います。

余計な解釈や権威付けを除けば、自然の道を尊びながら生きて来た日本人の姿が見えて来る様にも思います。

「八百万の神」と言うと、日本人のいい加減さの象徴の様に言われる事もありますが、本来は決してそうではないと思ったりします。

自然に対しても、そこから生まれ生きている人間に対しても感謝と尊敬を忘れない。

そう言う事なのかなと思うのです。

息栖神社は、交通安全の神様でもあるとの事で、今年1年も無事に頑張る事を誓って参りました。

もちろん、みなさんの分もです。

今年も良い年であります様に!



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