辻川慎一つくば便り

面倒くさい人たち。

みなさま、明日は衆議院議員選挙。

「自民党が過半数の勢い」とか。
コロナで手痛い打撃を受けて、立ち直ろうとする人たちが求めるものは何か?

国からお金を引っ張れる自民党!自民党に食っついて金を撒ける公明党。
厳しい時だからこそ「強い」構造がある様に思います。

そのお金は、税金だし、借金も国民に来る。と言うか低賃金にあえぐ次世代につけが回る。

嘆いているばかりでは、何も変わらないですよね。


(久しぶりに東京の知人を訪ねた妻が、頂いた立派な柿や三鷹市にある知る人ぞ知る和菓子屋さんの「すえき」のお土産を買って来てくれました。)


でも何から変えるのか?

私は、自民党であれなんであれ利害関係や損得勘定で人を見る関係から抜け出すことからかなと思うのです。

何の目的にしても、目的を先に置くと利害が発生してそこから人を取捨選択する様になります。

ところで私が仲間たちと作った労働組合は、国鉄分割民営化に反対でしたがその理由は仲間との分断を許さない。私たちは、仲間を裏切らない。一人の仲間が困ったらみんなで守る。

つまり、仲間をバラバラにされる事に反対だから、国鉄分割民営化に反対したのです。

みんなで大変なリスクを背負いましたが、自分だけ徳をしたいと言う人には組合員として残る意味がありませんでした。

つまり人が先。仲間が先にあってそれを奪う事に反対をした。

逆では無いのです。

JRの後輩から、合理化で駅窓口が廃止にされるとの連絡がありました。人のいる窓口は要らない。

妻とDVDを借りに行ったら一番近い「ツタヤ」にレンタル営業停止とありました。

もうDVDを借りる時代でも無い。携帯で簡単に見れてしまう。

駅に人がいないのは、ドイツでも、香港でもはるか前から実施されていました。

「便利」になるほど人が要らなくなり、人のつながりが希薄になる。

さて、そんな時代の急速な変化の中で利害関係でも、便利な関係でも無い「面倒くさい人間関係」に私はいつも涙します。

「あんたみたいな面倒くさい人はいない!」と言いながら、必ず付きあってくれる人間くさい仲間たち。

私が死ぬと分かっても、この仲間たちに会いたいと思う。きっと励ましてもらえるから。


(JRの後輩の娘さんが作ってくれた饂飩の写真を送ってくれました。可愛いけれど、超面倒くさい存在が子供ですよね。)

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