辻川慎一つくば便り

子供の眼

コース移動になり新たに担当した子供たちと1ヶ月を越えました。

介助人さんはもちろんですが、私も毎朝「おはよう!」「いってらっしゃい!」「お帰り!」「さよなら!」と一人一人に声をかけます。

返してくれる子も、くれない子もいます。

でも、みんな可愛い。
ウソではありません。

一人一人色んなことを抱えながら、精一杯生きていると感じます。

それから、親の愛情を受けている子、ちょっと愛情不足な感じの子とかが分かる様にもなって来ました。

私と一緒なのは、一日のひととき。だからこそ、笑顔で声をかけ続けます。

だんだんと返してくれる子供が増えてくる嬉しさ。

運転の責任は重大ですが、スクールバスの運転士になって良かったと心から思います。


(バス車庫に戻ると足元に緑色のクモがいました。何だか人の顔にも見えましたが「人面クモ」で「コハナグモ」だそうです。)


人と言うものを、みなさん自分たちの利害から見ないでしょうか?

私がいた組織も辞めてしまったら散々。

別に私自身であることに何の変わりも無いのですが、180度変わります。

つまり、その人がどう言う人かは関係無い。

だから、他人の評価やウワサなんて全くあてにならないことが良く分かりました。

なので私は、自分の目で見て、自分で感じる様になりました。

利害でなく、その人がどんな人かを見て感じる。

利害関係で見ないと全然別の人が見えて来ます。

そう。私が子供たちを見る様に、大人だって見えて来る。

パワハラ上司と言われて来た人が、笑うと可愛いことを発見する。

みんな子供だったんだよね。
すると大人だって愛おしく感じる。

私も子供だったから。

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