辻川慎一つくば便り

非常時に試される譲り合いと守り合い。

こちらは、雨がみぞれになりはじめました。

記録的な大雪警報が外れる事を願っておりますが、自然は幾度も人を厳しい試練にさらす様に思います。

地震も大雪も、あるいは小さな出来事でも私たちは人として常に試されている。

心と頭の連携で、他の存在とつながる事で命を全うして行く様に思います。

自分の甘さが、幾度も叩きのめされる。その度に仲間の有り難さを思い知り、身に刻んで行く。

そうして個ではなく類として生きる。

まあ、理屈では言えますが、現実に貫く事は簡単ではありませんね。そこにそれぞれの命の醍醐味があるのかも知れません。


(最寄り駅「ひたち野うしく駅」の阿見町にある二所ノ関部屋でございます。生「大の里関」を見てみたくなりました。)

私の方は、スクールバスの送迎とは違い、こんな時こその通勤バスでございますので、今日明日も「通常通り」で「列車遅延の場合は臨時便を出す可能性もあるので時間まで待機」との指示が来ております。

まあ、何があっても無事に、無難に役目を果たすしかございません。

雪道の鉄則も、先ずは心掛けから「焦らず、慌てず、落ち着いて」、「急」の名の付く操作は禁物という事でございます。

ところが、もらい事故というのもありますので、他のドライバーや自転車、歩行者の方の協力も必要な訳でございます。

最大限の注意を払いながらも、自分だけで安全は守れない。

なので自ら率先して譲りながらも、譲っていただけ無いと成り立たない。

非常時でなくても本質は同じなのですが、一層問われる訳でございます。


(今日、明日に備えて昨日は温泉でしっかり温まって来ました。)

道路を走っておりますと、怒りの感情を剥き出しにされるドライバーを良く見かけます。

ささいな事で怒っている。

たぶんそう言う人は、いつもささいな事で腹を立てて人とぶつかっている様に思います。

人とぶつかる人は、車でもぶつかる。
どちらも一歩間違えば命取りになる事を、私たちは日常起こる事件にも見ております。

ある意味では、とても甘い訳です。

その甘さが自分に返ってくる様に思います。

どの仕事も特有の厳しさがあると思いますが、交通運輸労働者は、本質的に日々その事が問われている。

ですから、それが分かっている労働者同士は路上でも分かりあえます。

人によりますが、確率的には大型トラックのドライバーの方が待って、譲ってくれます。

お互い様なんですね。

さて、今晩明日と運転テクニックレベルでなくプロとしての試練を越えなければなりません。

深呼吸して、頑張ります。
みなさんも、どうかご無事で!

コメント

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

カテゴリー

P R