辻川慎一つくば便り
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腹が立つけど可愛い。
昨日が節分で、今日が立春とのことですが、明日は大雪予報。春は簡単には来ない様でございます。明日の乗務で雪を乗り越えないと、春は微笑まないのですね。
(昨晩は、妻と豆まきをしてから海鮮の恵方巻を頂きました。まあ、切りましたので海苔巻き状態でありました。)
先日、朝の乗務を終えてから外国人留学生のために洗濯機や冷蔵庫を運びましたが、担当されている女性労働者が「腹が立つことばかりだけど、可愛いいのです。」と外国から来た青年たちの事を話しておりました。
何と前職は、フラワーデザイナーとの事。着ている洋服や靴のセンスが良いはずと合点が行きました。目配りも効いて、動きもテキパキしていますので、たぶん東京で働いていたのかなと思います。
でも「腹が立つけど、可愛い」って、どんな感覚なのでしょうね?
偶然なんですが、妻とインド映画を見て、なるほど〜こういう事かって思いました。
入試の難関を突破して入った大学で、下位の落ちこぼれが入る寮に入れられた若者たちが、一生の宝になる仲間を見つけ出して行く。
シリアスなテーマを明るく描き、最後は歌って踊ってというインド映画の定番でハッピーエンド。
妻が「まるで動労水戸みたい!」と何度も言い、私も本当こんなだったね〜と感心した次第でございます。
するってーと、どうも私たちの関係の方がグローバルだって事?
そう言えば、青年の頃はみんな「腹が立つけど、可愛い」存在だったよな~と思い出しました。
映画の原題の「Chhichhor」は「軽薄で、生意気な」という意味なんですね。
そんな青年期に思い切り友情を温める事が、一生の宝になる。いざという時には必ず力になってくれる。
目先の事に囚われて、負け犬なんて思っちゃダメだよ。そんな事より大事な事があるよ。
そんな映画でございます。
国籍の違う小生意気で、腹立たしい留学生の若者たちも生涯の友人、仲間たちができるならステキですよね。
日本では、学校でも職場でも、目先の利益のために、そう言う若者たちが排除されて来た様に思います。
そんなんだと、グローバリゼーションの世界には通用しないよな〜と思うのは私だけなのでしょうか?
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2024/02/04 14:33
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