選挙に反映されない人々
選挙開票速報って、投票の締め切り時間と同時に結果予想が出るのですね。
凄いけれど、何だか味気ないと思うのは私だけでしょうか。
妻と一緒に実家に忘れ物を取りに行きました。今年82才になる母と、87才になる父が「投票には行ったか?」と聞きます。
そして、「コロナ対策で投票所が小さな場所になったので抗議して来た。」と言います。
高齢者はどこだが分からないし、駐車場も狭くて危ない。土台車を使え無い高齢者は投票なんかできないよ!と言ったそうです。
「なるほど。確かにそうだね。」と妻と話す。
高齢者は、稀に見る速度で増え、人口もまた激減する。現在の都市の半分は、消滅すると言う予測が立っているのは選挙速報の精度を見るとほぼ間違いの無い事の様に思えます。
「赤ちゃんの頃に触ってから久しぶりに息子の尻を触った!」とはしゃぐ私の母です。
高齢者ばかりではありません。
働いても働いても年収240万円以下の青年たちは、果たして選挙なんかに行くのでしょうか?
安倍晋三元総理に怒りを向けた40才の命がけの抗議は、何なのでしょうか?
民主主義って投票に行ける人だけで成立するのかな?
声なき声を聴く努力、寄り添う心無しに改憲をしようが、何を言おうが生きていて良かったと思える世の中にはならない様に思います。

わが家のカエル君は、ジッと虫を待っている様でございます。
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