辻川慎一つくば便り

遠くで汽笛を聞きながら

アリスの谷村新司さんの訃報は、同僚の介助人さんから聞きました。

私が国鉄に入った1978年頃、ストライキで列車が止まり常磐線の高萩駅まで車に乗せてくれた同僚がアリス好きでカセットカーオーディオで聞かせてもらった思い出があります。

後にアリスのライブLPレコードを買ったのですが、他のヒット曲よりも「遠くで汽笛を聞きながら」が私の中には残りました。

何も良い事が無いこの街だけど、自分に嘘はつかず、人を裏切るまい。印象的なリードギターと歌詞が自分の生き方にハマったのかも知れません。

動労水戸の仲間たちにも好きな人がいますが、その通りの生き方をしているからなんだと思います。

https://youtu.be/hfX61OPlFh8?si=4ZC84g5TJE-uBVgi


金木犀を見るとやはり、アリスの歌の歌詞が浮かんでしまいます。


今日は、介助人としては初めて1人で責任を取る仕事をしております。

運転士さんはおりますが、子どもたちの安全に責任を取ると言う重圧をしっかり受け止めながら、やり切ると言うのはその前と後で人が変わるくらい違う事の様に思います。

いい加減にやってかわす事もできない訳ではありません。いい加減かどうかを人はしっかり感じておりますし、何より自分のためにならないのだと思います。

自分に嘘をつく時点で、人を裏切っている。

歌の通りなんだと思います。


(長昼休みの今日は、妻が作ってくれたお弁当を持って公園に行きゆっくりとランチをしました。鉄瓶まで用意して格別のジャスミンティーも頂きました。)


「信頼を築くのは大変だけど、信頼を崩すのは一瞬。」と妻が言います。

自分を偽って生きてしまったツケの大きさ。地に落ちた信頼。

そこからまた一歩ずつ。

私が変わると周りとの関係が変わる。人であれ何であれそうなんだなと思う日々です。



今日は、ベテランの女性運転士さんが一緒なんですが「あっという間だったけど楽しかったよ。一緒に仕事をする人とどうしたら楽しく良い仕事をするかの積み重ねでしたから。」と言います。


世の中の事や他の人の事が関係無いと言う訳ではありません。

日々の日常を大事に生きるからこそ、人の痛みや苦しみにも敏感なんですね。

人に助けられながら、それに深く感謝しつつも依存せずにきっぱりと自分自身立ち続ける姿勢が大事なのかなと思います。

ガザ地区の病気空爆で500人死亡。原油価格急上昇で儲けている人たちもいる。

東日本大震災と原発事故の時もでしたが、自身たちが忘れ去られると言うのが一番辛かったと言う話がありました。

忘れずに、だからこそしっかりと立つ。

「一寸の虫」なれど午後も頑張ります。

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