辻川慎一つくば便り

農薬を飲んでいる!

立秋の日に、北海道からの便りをJRの後輩が送ってくれました。

家族で北海道の旅をしているとの事で
、旅行をしながら手紙を書いて送って頂いたその気持ちを嬉しく頂きました。


帯広の消印を見ていると、涼やかな風が吹いて来る様です。


昨日は、朝が早かったので昼休憩が長くなったおかげで警察署に免許証の更新に行く事ができました。

牛久警察署と言うところに行ったのですが、署員のみなさん全員がとても丁寧で感心してしまいました。

警察でさえ昔通りでは無いんだな~と感じます。

私の方は、無事故無違反で30年目くらいでしょうか?ちょっと怪しいながら「優良」ドライバーですので30分の講習で即日交付でございましたが、あと5年経つと70代な訳でございます。

大事な5年間になるな〜なんて、改めて思いました。


JRの後輩は、JRや社民党のチラシ等と一緒に、いつも宝くじを一枚同封してくれます。


「当たると良いね。後輩さんと折半できるしね。」と妻が言います。

さて、真新しい免許証で外国人実習生たちを健康診断に連れて行きます。

前回は「さあ行こう!」と途中まで行って「何だか一人足りない?」とみんなに聞いて「あ〜!一人いない〜!」と戻ったので、今回は人数確認をしっかりして発車。

検診センターでは、受け付けから、検尿にはじまり付き添いで案内します。

細かいところで迷うのは、いつもの事なのでちょっとしたアドバイスで不安なくスムーズに行く訳です。

なので座らずに微笑みながら、みなさんに目配りします。

過日の受け付けの問診で、看護師さんから呼ばれ「薬を飲んでいるらしいのですが、何の薬か聞いてもらえませんか?」と言います。

「飲んで無い」人は薬を飲むジェスチャーをするとクビをふるので簡単なんですが、飲んでいると言うのはなかなか困ります。

カンボジアからの実習生なので「クメール語」の翻訳機能を出して何の薬か打ち込んでもらいました。

すると出て来たのは何と「農薬」!でございました。

そんなはずは無い。農薬を飲んだら死んでしまう。

別の実習生が手助けして翻訳して携帯を見せてくれました。そこには「体がかゆくなる農薬」とある。

う~ん、そうか!体のかゆみのための薬なんだなと理解して、看護師さんに「恐らくアレルギーの薬かも知れません」と伝える。

「農薬」は「ポイズン」と言ってクビをかきむしるジェスチャーをして見せると実習生たちが笑う。

翻訳機能も完全だと思ってはいけませんね。

ともあれ、健康診断で異常が見つかって帰国させられた実習生もいました。とても可愛そうで見ていられませんでした。

なので無事を祈る私がおります。

「先生。大丈夫?」と心配してカルテを見せる実習生もおります。

「大丈夫!大丈夫!」と私は言います。異常があれば、医師が私を呼んで説明してくれますので呼ばれなければ大丈夫な訳です。

名前までは覚えられませんが、笑顔で顔を見ながらアイコンタクトしているとお互いに親近感が増します。

言葉は分からないけれど、同じ人間としてみんな同胞なんだよな~って実感する毎日でございます。

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