辻川慎一つくば便り

足利へ行って来ました。

石川県能登半島を震源地とする元旦の震災に加え、羽田空港での救援に向かう海上保安庁の飛行機とJALの旅客機との衝突事故。何とも痛ましい思いが致します。

運輸労働者として、非常時にこそ、より注意深く、冷静な対応が必要であると言う事は、いつの時代でも、どんな時でも同じではないかと改めて思います。

昨日は、妻の生誕地である足利にお墓参りを兼ねて初詣に行って来ました。

普通列車なら、一日乗り降り自由と言うJRの「青春18キップ」を使い片道3時間の旅でもございました。

歴史ある足利の街でございますが、否応なく過疎化と老朽化の波を感じました。

家族そろっての今年の初詣は、織物の街でもある足利の「織姫神社」に詣りました。



神社参拝は「困った時の神頼み」ではなく「私は、こう願います。こうします。」と言う自分の心の誓いを立てる場ではないかと思っています。




恒例なんですが、おみくじも引きます。


妻は、大吉。私は、中吉。息子は、小吉と大中小が揃いました。



欲張らずに今の道を進みなさい。時に気がつまり、やり切れない時もあるが、楽しく感動できるものを探しましょう。


妻と息子と何度もおみくじを引いて来ましたが、ぴったり来るのが不思議だといつも思います。

ただの偶然だと思えばそれまでの事になります。

織姫神社おみくじの裏面でした。



「声は消えても心の底に、聞いた言葉は生き残る。…日々反省して明き清き心を磨いてゆけば、その思い、その言葉、その行いは、きっと人を労る明るい社会を育む力となる。」


確かに、今はこの世にいない人の言葉も私の中に生きています。なので、自分の思い、言葉、行いを磨く事が人をいたわり、明るい社会を育む力になるのですよ。

と言う訳です。
偶然を活かすも、やり過ごすのも自分次第かと思います。

織姫神社は、縁結びの神とされていますが恋人たちばかりでなく「人の縁」「仕事の縁」など七つの縁を結ぶために七色の鳥居もあります。



せっかくなので「足利学校」へも行って見ましたら、正月三が日と言う事で開放されておりました。




落ち着いて立派な日本建築でございました。


足利学校の入口にも稲荷神社があり、こちらでは無料のおみくじがありました。

「ただに釣られては行けないよね〜」なんて言いながら、結局引いて見ましたらまたも「中吉」で、違う表現ながら書かれている事も共通しているのが面白い。

やっぱりしっかり中吉なんですね。

お墓参り、初詣に、観光までしましたらもう15時になりました。

遅いお昼を頂けるお店を探したのですが、どこも開いていない。

なので、お隣の佐野市に行って妻のお父さんが好きだった佐野ラーメンを食べに行く事にしました。

こちらもほとんどやってなかったのですが、息子が検索して佐野市役所前にようやく一軒見つかりました。



青竹で打つ麺に特徴があると言う佐野ラーメン。



あっさりした昔ながらの優しいラーメンでした。


残念ながら、お会いした事の無い義父ではごさいますが、ラーメンを頂きながら故人の話を聞いて、偲びました。

とても美味しかったです。

美味しい食べ物も人を結ぶのですね。

お陰様で良いお正月をおくれた我が家でございました。

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