辻川慎一つくば便り

赤心慶福

いや~、今日は雨で真冬の様な寒さに逆戻りですね。みなさま構えてご無事でお過ごし下さい。

私の方も「春の珍事」。春休みでスクールバスがお休みなので、休みでない工場送迎バスの私に次々と見習い運転士が付いているのでございます。

国鉄分割民営化に反対して電車運転士を外されましたので、元電車運転士と言っても3年程度でございました。つまり、見習いが付いたなんて事は生まれて初めての事なのでございます。つまり、私の人生史上画期的出来事なのでございます。


(日曜日、桜川市高峰で「菜花」を売っているのを発見!小躍りしながら買って来ました。何と朝採り一袋100円でした。)


今日は、私と同じ様に全く違う畑から来た60才の運転士でした。私も62才にてバス運転士を目指しましたので、大切さが分かる気が致します。バックが苦手と言うのも同じなんですね。何しろ大きいのですから。

昨日大型バスの運転練習をして「早速バックで擦ってしまい、厳しく叱られました。」と言うので「ベテランや大型トラックを運転して来た人と同じにできなくても当たり前なんです。見えない時は、そのまま行かず切り替えしてバスを真っ直ぐに立て直した方が良いと思います。ぶつけるよりもはるかに気持ちは楽ですよ。」ってアドバイスさせて頂きました。ベテランのみなさんは、私が下手くそなのを知っているので、いじりながら助けてくれるんですから。


(早速お浸しにして頂きました。昔自分で育てた菜の花の香りと甘みには敵いませんが、美味しく頂きました。)


実際に私が先に実走(お客さまを乗せて走る事)で運転して見せて、次に回送を運転して頂きました。クラッチのつなぎとブレーキが急過ぎてガックンガックン致しました。「うーん。慌てずにクラッチは柔らかくつなぎ、ブレーキも柔らかく踏んで止まれる様に減速して下さい。お客さまが不快に感じますよ。」「今のはダメです。」「そうそう、今の感じです。」とちょっと厳しくアドバイスさせて頂きました。「あの人はダメだ。」みたいな話しは聞いたのですが「何がダメなのかは言われなかったのかな〜?」なんて思いながらです。

何せ年下とは言え同じ60才の挑戦を始めた人ですから、私にだって伝えるべき事と伝える人があったと言う訳です。下手くその先輩だから伝えられる事があるのを「大」発見したのでございます。


(珍しい形の雑草にも出会いました、「燈台草」と言う名前なんですね。実は、友情と誠実さを表しているとして愛されて来た歴史があるそうです。)


勝海舟の「氷川清話」に触れた本に日本人は「赤心」を忘れてしまっているとの記述がありました。

「赤心」って何だ?
調べて見ました。

「赤心慶福」と言う四字熟語から来ていて、赤ちゃんのような真心で自分や他人の幸せを喜ぶこと、とありました。

それを短くしたのが伊勢の「赤福」なんですね。知りませんでした。

元々は、中国で一旦滅亡した王朝を立て直した光武帝の逸話から生まれた言葉でした。後漢書と言う本に残されているのです。

「漢委奴国王」と言う歴史の教科書に出て来る金印。あれを贈った皇帝なんですね。

「志ある者は事ついに成る」という言葉も残し、堅い志を持つ者は、困難や挫折があっても必ず乗り越えて、最後には成し遂げるとも言っております。

うーん。赤ちゃんの様な真心で他人の幸せを喜び、自分の幸せを喜ぶ。同時に堅い志を持ちなさいって人生の皇帝になる道なんじゃないか?

そんな事を考えております。人にアドバイスする事も赤心からその人の幸せを思っての事なの?が問われている様に思います。同時に運転士としての、人としての志が問われる。

何事でも同じ様に思います。



あ~赤福が食べたくなって来ました。

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