辻川慎一つくば便り

風景にも出会います。

昨日は、せっかく天気の日曜日なので春を見つけにちょっとドライブに行きました。


ここに行けば、菜の花が映えるだろうなって思いましたらやっぱりでした。


土浦市の山の方にある「小町の里」近くです。小さな川が流れる辺りです。

川の名は何と「天の川」みたいです。


きっと明かりが少ないので星空も良く見えるのでしょう。


小町の里から朝日トンネルを抜けると旧八郷町のステキな里山の風景が広がります。バイカーも走っていましたが、きっと気持ち良いだろうなと思いました。私も窓を開けて風に当たりました。

さらに旧岩瀬町だった桜川市へ。

途中、見たいと思っていた「大覚寺」に寄りました。


親鸞ゆかりの真宗のお寺です。

真宗は、親鸞の弟子蓮如が開いた浄土真宗のルーツなんですね。父と私は富山生まれ。北陸は浄土真宗(一向宗)が大半で、信長に攻められるまでは100年以上に渡る強い共同体を作っていた歴史があるそうです。つまり、私にも縁があると言う事になります。



親鸞が説法したと言う石がありました。


信者を奪われた山伏が、親鸞殺害を狙って来て逆に弟子になったとの言われがある様です。


茅葺き屋根の古い庵があり、趣きのある日本庭園もありました。


京都にある桂離宮を模して作られたとの事で、どの角度から見ても裏が無い事から「裏見なしの庭」と言われているとの事です。

両親を常陸大子にある「月待の滝」(別名裏見の滝)に連れて行った時に、母が父に「うらみます」と言ったのを思い出しました。父は聞こえないフリをしていました。

今度は母を連れて来て「うらみなし」にできたら良いかも知れない、なんて一人で笑ってしまいました。

そして目的地は、旧岩瀬町羽黒にある高峰の棚田と山桜でした。


残念ながら山桜もこれからでした。

しかし、棚田にも映る山桜を見る事ができました。


かなり大きめの棚田でしたが、とても手入れが行き届いていて綺麗でした。周りがしっかり刈り込まれています。


棚田脇の農家のお庭もとても綺麗で風情がありました。植木にもちゃんと職人さんの手が入っておりました。植えている位置も背景をちゃんと考えてありました。見に来る人に楽しんでもらいたいと言う思いを感じます。

お昼は、棚田脇にある農家の菊池さんカフェで棚田米と赤飯のおにぎり。それから「無農薬で美味しいよ」とお勧めの草餅に致しました。


棚田脇のテーブルで山に向かいながら味あわせて頂きました。


私が美味しいと感動した筑波山麓の北条米・小田米が基準なんですが、同じ山の麓でもこうも違うのかって感じでした。

高峰棚田米の方は、甘みを抑えた無骨で強い感じがしました。草餅も、ヨモギも含めて食感が強いのです。こちらの人たちの好みなのかも知れません。

同じ茨城でも全然違う事を実感致しました。ちなみに、方言も微妙に違う事も知っておりましたので水戸とは違う文化圏だったのだと思います。ちょっと筑波に近いかも知れません。

何気にこちらでは雑草伸び放題ではなく、あちこちが綺麗に刈り込まれています。綺麗に住んでいるお宅も目立ちます。なので廃屋だらけで「終わってる」と言う感じがしません。


山桜が満開なら、こんな風に見えるのですね。素晴らしい風景だと思います。住む人たちが綺麗にしているからこそ一層映える様に思います。


初めて訪ねましたが、茨城にもまだまだ魅力があるのを私たち自身が知らないだけかも知れません。

心から見て味わおうとしなければ、人も風景も通り過ぎるだけの様に思います。

今生きてある事自体が奇跡の様なのに、駆け足人生でもったいない事ばかりしてきたなって思いました。人だけでなく風景にも出会い直しています。

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