華がある
今朝は、22時に床につきましたのに、なにゆえか午前2時30分に目が覚めてしまいました。その上乗務は、濃い霧の中。無事に終わると、とても眠くなりました。
早朝に、前日の大相撲の結果が流されているのですが、朝食を頂きながら何気なく見ておりました。
すると一人の力士に引き込まれました。新入幕でまだ髷が結えていない力士がおります。
それだけ早く「出世」している訳ですが、どことなく久しぶりに華もあり魅力的な力士だな~と感じます。
「大丿里」って言うのですね。所属は「二所ノ関部屋」。
ん~二所ノ関部屋?ってもしかして。
そう茨城県の阿見町にある相撲部屋なのです。
しかも能登半島地震の石川県出身の期待の新人でございました。
別に相撲好きと言う訳ではないので、初めて知った次第です。
アマチュア横綱だったとの事で環境や才能に恵まれているのかも知れませんが、「近所の散歩が好き」と言うのにも好感を持ちます。
少子高齢化の中、団塊の世代が後期高齢者に突入する「2025年問題」とか、日本社会がこれまでの様に行かなくなる「2030年問題」とかがある中で、大谷翔平選手や大丿里の様な次世代の魅力ある青年たちが活躍しているのは何とも嬉しく感じるのは私だけでは無い様に思います。
私たちの方はと言いますと、若い世代の人たちに頑張ってと言うだけでなく「あんなふうに年を重ねたいな」と思われる様な華のあるお年寄りになる責任がある様に思うのです。
(まだ蜜蜂たちが見えないのに、霞ヶ浦湖畔では、ユキヤナギの花が咲いておりました。)
少子高齢化で、急激に人口が減って行く。
それでも、華があり、魅力がある所や人には人が集まる。
それは、生きる力や勇気のエネルギーをもらえるから。
労働力不足で、今までのあり方が通用しなくなる企業や組織が生き残りのための「待遇改善」をはじめています。
でも「対策」止まりであれば、結局人は集まらないんじゃないかな。
農薬で激減している蜜蜂たち。それでも花のあるところにはせっせと集まりますね。
華があり、魅力があれば人も集まる。
華が無く魅力が無ければ集まらない。
なので、お互いにかつて無い時代を迎えているのですから、人を惹きつける華があるか?魅力があるのか?って事が一番大切な事の様に思います。
その意味で、今のままではならない。自分の事ばかり嘆き、考えでばかりはいられない。私たちが人を惹きつける花の様に魅力的に生きるのかどうか?それが問われている。
そう言う事を、若い世代の華たちが教えてくれている様に思います。
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