辻川慎一つくば便り

菜の花好き

仕事をしていると休みもあっという間です。

それでもせっかくの春。
妻といっしょに菜の花を見に行く事にしました。


小貝川ふれあい公園でございます。


まだ咲き始めの感じですが、良い香りが漂っています。



実は、菜の花を食べるのも好きなのですが、自分で栽培していた事があるので何でも良いと言う訳ではないのです。


菜の花と言うのは、改良されていて実に種類がたくさんあるのです。

のらぼう菜、おいしい菜、かき菜、…小松菜も菜の花の一種。

私がめちゃ美味しいと感じた種類は、茎が太いのに甘みがある種類なのですが、たぶん市販されていない種類なんですね。

なので、菜の花を見るとこれじゃない。あれじゃないと言う風に見てしまうのです。

妻は「葉物の茹で加減にもうるさい男だ」と言いながら、絶妙に茹でてくれます。

なので尚さら「あの菜の花をもう一度食べてみたい」と思います。

実は私、10代から党派の運動に関わり、20代からは労働組合の運動に全力を尽くして来ましたので、色んな事をやるにしてもみんな「義務」だったり「付き合い」だったり。なので自分自身が一体何が好きなのか分からなくなっておりました。

ところが、妻は「あなたは何でも良いと言いながら、好き嫌いがあるし、こだわりもあるよ。かなり難しい人だよ。」と言います。

そう言われて、そうだったのか〜なんて自覚し直して来た次第です。まあ、自覚が足りませんが、やっぱりおかしな男なのかも知れません。


無農薬有機野菜を作っている同僚から「もう終わりだけど」と葉付き大根、かき菜、菜の花をたくさん頂きました。


考えて見ますと全部アブラナ科なんですね。

私の好きな菜っ葉は、基本アブラナ科だったのでございます。


妻は、大根葉を炒めて、自家製発酵生姜を加え「ふりかけ」を作ります。


そのままおつまみにしても、ごはんにかけてもめちゃ美味しく、良い香りがします。

菜の花の方は、花が開くと食べるのは厳しい事が分かりました。花を支えるのに茎が固くなる訳です。なので食べるなら花が咲く前なんですね。


しかし、それはそれで無駄にしない妻。菜の花をテーブルに飾り




玄関にも。


好きな菜の花に満たされているのでございます。

さて、明日から土曜日まで長い仕事の1週間になります。

辛いと思えば気持ちが重くなります。
元気に働けている事があって、好きなものも楽しめる。
むしろ問題は、仕事を理由にして好きなものや事をちゃんと見れたり、味わえない事の様に思えて来ます。

運転同様、私たちは自分の気持ちが邪魔をして、人もものも見ている様で見えていない。そこが実は、もったいないのかも知れません。

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