辻川慎一つくば便り

草の根

古い型の担当バスですが、なるべく大事にしているのを認めてもらえたのか「出来る限りですが」と取締役の指示で修繕して頂きました。「ありがとうごさいます!お陰様で気持ちよく運転できます。」と感謝の言葉を伝えたばかりでした。ところが今朝エンジンを止めて清掃している間に、バスの圧縮空気の圧力が下がり警告表示が出てしまいました。

大きなバスは、フットブレーキもパーキングブレーキにも圧縮空気が必要なんですね。空気が無いと止まれないので、大変な事になる訳です。

ベテランの同僚に相談し、早めに出勤して圧縮空気を溜める事にしました。担当バス運行の責任も、まずもって運転士にありますし、発車できずに困るのは自分なんですね。


(通常は900キロパスカル以上あるのですが…)

どこから漏れているのか?も見つけなければなりません。

運転だけでなく何があるか分からない仕事です。不運なんか嘆いても、何も解決しない現実を学んでおります。

そんな中ですが、休憩時間に一時帰宅してスイセンの花が咲きだしたのをみたり、梅の花芽が膨らんで来たりを見ながら春が近い事をしっかり感じております。



雑草も元気になりだしましたので、なるべくまめに根から抜いておりました。

ところが「雑草は根から抜いてはいけない。」と言う記事をネットで見つけました。

根を伸ばすして広がる雑草や球根で増える雑草以外は、根は残して刈る方が土地は豊かになると言うのです。

なるほどまめに根から抜いて来ましたら、根を伸ばす雑草や球根で繁殖する雑草ばかり残っております。

何故根を残すのが大事かというと、残った根に付いた菌が活発に活動する事で土が豊かになる。根が菌を繁殖させた後の空洞が土をふっくらさせると言うのです。

うーん。まめに間違った事をやっていたらしいのです。

植物は、見えるところだけでなく根っこでも地球を豊かにすると言う大切な役割を果たして来たのですね。

植物が生命の土台であり、その意味を何も言わずに教えてくれているのですね。

あ〜ヤバい!
圧縮空気が抜けているみたいです。

この続きは明日と言う事で。

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