縦社会からの転換の時代
みな様良い日曜日をお過ごしですか?
今日は、朝から町内会のクリーン作業があったり、買い物をしたり、さらにはJRの後輩運転士のパパラッチ。
ようやく一息ついたところです。

JRの仲間からは、10月実施がトラブルで延期になったけれどもタブレット化によって、紙の時刻表が無くなり、運転取扱標準や規定も持たないだけでなく、交番表も廃止。有給休暇申込みや給料明細までタブレットでやると知らせがありました。
タブレットが故障したり、壊れたらどうするの?
誰と仕事をするのかも分からない?
ドコモで大規模通信障害が起きたばかりですが、そうなったらどうするの?
などなど、問題がたくさんあるけど、会社からは有無を言わさない上意下達だと言うのです。
なのでちょっと考えて見ました。

人類と言うのは、先人たちが発明したり築いて来た文化を継承しながら社会の発展を切り開いて来ました。
長い間、文化の継承は先人すなわち年配者からの伝達によりましたので、お年寄りも、先輩たちも重きを置かれて来ました。そうして、人々の結束も生まれたのです。
ところが、この100年、特にここ数十年で文化の伝達がインターネットの普及によって劇的に変わりました。
同時代、同世代の間で横方向に瞬時に受け渡される事が圧倒的になりました。
コロナウイルス問題に典型的ですが、情報や知識の共有がかつて無く大規模になされる様になったのです。
つまり、縦から伝達されるのではなく、横から瞬時に、大規模に伝達される様になった。
私たちは、そこに何を見るのでしょうか?
縦社会の空洞化とは、人間としての経験や熟練の無用化なのでしょうか?
縦社会の崩壊は、むしろ人と人が横一線で改めてつながる時代の到来なのではないのか?
国家や会社組織の縦の支配と闘って来たはずの政治党派や労働組合の縦支配。それらが急速に無力化しているのではないか。
動労水戸の仲間たちが居なくなった職場では、労働組合からの脱退が起きたり、会社からの強権支配が強まっているとも聞きます。
数は少なくとも、大きな影響があったのですね。
しかし、私たちは縦のつながりから、横一線のつながりに変わろうとしている。
そこでは、ベテランも若者たちも世代を超えて文化を共有し、縦の支配に対する新しい文化を生み出そうとしている。
そうだと、楽しくなりませんか?
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