辻川慎一つくば便り

答えの無い問を考え続ける。それが人生さ!

火事の原因になるので、仏壇のろうそくも付けなくなっておりますが、吹き消した炎はどこに行ったのか?分かりますか?燃焼と言う現象を化学式で説明できても、炎がどこに行ったのかは分かりませんね。

生きていた人が亡くなって、亡骸を残してどこに行ったのか分かりますか?

やはり分からない。

分からないのですが、人は考えて想像する事はできる。



人間は、本当は些細な事で死んでしまう弱い存在だけれども考える事ができる。それで、命を生み出した宇宙をも超えていると言ったのはパスカルさんでした。「人間は考える葦である。」って言うあれです。


タイヤの空気圧「PS」のパスカルのパスカルさんです。

答えの無い事でもずーっと考え、想像し、創造できるのが他に無い人間の能力なんですね。

さて、ずいぶんと体力が落ちて来た私ですが、やはり考える事はできるのであります。

今日は、6月27日。朝からまた交通事故で人が亡くなり、ケガをされております。またしてもJRの先輩が住む近くの様です。

乗っているのは、実は弱い生身の人間なのに殺傷力のある自動車に乗ると過信してしまう。

考えなくなったために、命の炎がどこかに行き、後遺症で苦しみながら生きる事になったり、一生責任に苛まれたりする事が想像できない様に思ったりします。


(花はどうしてこんなに見事なんでしょうか?田んぼのあぜ道から、摘んで来ました。)


大型バスに乗っているベテランの同僚が、交差点で止まっていたら正面で衝突事故が起き、衝突した2台の車がバスに突っ込んで来ると言う2次災害事故に遭いました。

バスの修理が大変で、本人も手がしびれているとの事でした。軽症であったのが不幸中の幸いでした。運転席に突っ込んで来たのは4トントラックとの事でしたので、とても危なかった。

そう言う事が毎日あるのに、考えない、あるいは想像しないと言うのは人である力が弱くなっているのかも知れませんね。

私などは、そんな状況でも事故を回避するのにはどうすれば良いのだろう?と答えがない事を考えてしまいます。

だって回送でなければ、バスには他の人の命と人生を乗せているのですから、考えるしか無い訳です。

例えば停止線の手前の方に停まる様にしようか?とか、考えれば多少なりの対策も考えついたりします。

大事な事は、一息入れて、時間を掛けながら考え直して見る事、そして想像して見る事かな~と思います。

毎日運転していると、日々想定外の危険が見えます。大丈夫と見るか、危険と見て、対策を考えるか。

それしか無い様に思います。
命と人生を乗せて運転しているのは、誰でもなく私。

セ・ラ・ヴィ!
パスカルを生んだフランスの言葉「それが人生さ!」だそうでございます。

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