辻川慎一つくば便り

異端者は世界を救う

みなさま、暑いですね。
お互いにしっかり防御しながら、無事に週末を迎えたいですね。
暑いのも、寒いのも過酷な環境だからこそ、人を思い、心を通わせる事ができるのが人間の強みなのかも知れません。


今日の昼休みランチは、妻作のタイ料理「ガパオライス」でございました。


田んぼのあぜ道に咲くキキョウを、帰り道に頂き、妻が飾ってくれました。

妻が電気代節約でエアコンをつけないのですが「気分は南国だね!」と愉しげでございました。

私にとっては、タイ料理店よりも美味しいと感じる妻の手料理です。

私はいつも「普通の労働者」だと思っているのですが、妻は「あなたのどこが普通なの?」と言います。

まあ、普通の人なんて言う人はいませんが、仲間たちにも普通の人間だと言ったら笑われてしまいそうです。

普通に生きたいと思っていたら、だんだんと異端者扱いされて来たって言う感じでしょうか?

私が鉄道に入った頃は「オタク」みたいな人は変わり者で、鉄道員としてはダメだ!みたいに言われていたのですが、いつの間にか鉄道会社も、日本も「オタク」文化で救われている状態ですよね。

異端者と言うのは正統でない者と言う意味で、特に宗教などで使われて来た訳ですが、今正統とされる例えばキリスト教のキリストも最初は異端者だった。イスラムのムハマンドも。

それが正統の位置に立ち、国家などの権力を握ると今度は、異端者を弾圧し、排除する。

そう言う歴史ですよね。

異端者と言うのは、全体の中央値からぶれてしまう人たちなんですが、実は人類も、その組織も、異端者の存在によって危機を逃れて来た。

異端者を排除した社会や組織と言うのは、崩壊して来たと言うのが真実の様であります。

なので正当性を競うなんて言う争いになった時に、堕落して救世主たる位置を喪失するのだと思います。

異端者であって良いのでございます。
正統の中に自分を位置づけ様とする必要はございません。自分を卑下してはいけない。
そんなだとせっかく生きていてもつまらないのです。



あ~、俺ってずっと異端者だったんだ。だから、中央値に入らない異端者たちに好かれて来たんだな~と、今さらながらに自覚しているところでございます。

中央値に入らないみなさん。
異端者は、世界を救う!なので世界の異端者仲間に心を寄せながら、悲観なんか絶対にしないで堂々と行きましょう!


イスラムの正統を目指すISに、家族、親族、近隣の人々を殺され、自分も集団的に暴行された異端の少数派宗教の村に生まれた女性の物語。彼女を命がけで救ったのは、正統派イスラム教の一つスンナ派の家族であった。人はどうやって、宗教や国境の壁を越えて人間として生きるのか?少しずつ読み出した本でございます。

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