辻川慎一つくば便り

源平(紅白)咲きの桜

みな様、昨日は水戸地方裁判所に出かける前に妻とリトルお花見に、土浦市の乙戸公園に行って見ました。


ソメイヨシノは、これから満開を迎える感じでしたが、



妻が紅白の桜を見て、こちらの方が好きだと言います。


「桜の源平咲き?」私も初めて見ました。と言うか気が付きました。

どうやら大島桜の花の色が咲き始めと後で色が変わると言う事らしく源平咲きでは無いとのことながら、何だか楽しいし、縁起も良い感じがします。

咲き方もブーケの様に咲いています。


妻と良いものを見たね!と話し、水戸に向かいました。



水戸黄門様のお出迎えで裁判所に。


判決は14時から

報道の方々もかなり来ておりました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20230324/1070020391.html

JRで助役さんだった先輩からテレビニュースを見たよ!と連絡もありました。


簡単に言いますと、昇進試験差別などについては「証拠が無い」と退けられてしまいましたが、最高裁で確定している運転士登用差別については原告と組合に慰謝料を払いなさいと言う判決でございます。

JR東日本の方は、証拠開示請求をしても一切証拠を出さなかった訳なので裁判所で「証拠が無い」と言うのはかなり理不尽でございます。労働組合を嫌悪して、不当労働行為をした事を重ねて認定している訳ですからなおさらですね。

でも、みんなで国鉄分割民営化以来40年近く折れずに頑張って来たからこそ、この判決があります。

全員20代の時から、それこそ何でもありの人生をみんなで支え合って来ての勝利です。

判決公判から交流会まで参加してくれた別の労働組合の仲間たちが「動労水戸の闘いの歴史は、狭くないし大きな奇跡だと思う。お世話になった人にちゃんと感謝を忘れずに刻んで来た。自分も折れそうな時に、あの本を読んでるんだよ。」と私の書いた文章の話をしてくれました。


「このオヤジが悪いんだ!」と言ってくれる仲間たち。



「A級戦犯は、辻川さんだ!」と言ってくれる木村委員長と国分書記長。


彼らこそ、組合員のための労働組合である動労水戸を守り、労働組合を越えて後輩たちにつないでいます。

何故かは知らねど、彼らを罵倒して脱退した人たちまで判決公判に来ておりました。

党派と言うのは、人の心や常識を外れても恥じない様でございます。

「辻川さん、元嫁もあいつらも来てるだろう。だから俺が党派は人で無しだと言って来たのに、あんたは聞かなかったからな~。」とも現場組合員から言われた次第です。

そう言いながら私のことは、仲間として信じてくれました。

妻が改めて「あなたはどれほど信頼されて、愛されているの!」と言い「組合員だけでなく、私にもそうして下さい!」と言うダメ出しまで受けてしまいました。

みんな辛い時がある。それを分け合う仲間がいると喜びに変わる不思議。

労働組合の本当の意味はそこにあると感じながら、深く楽しく酒を酌み交わしました。

心を寄せて頂いたみなさんに深く感謝致します。

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