辻川慎一つくば便り

楽にできるのがプロ

今朝のつくば市の朝夜明け前の気温は、マイナス3℃。

夜が明けると共に冷たい風も吹いて来て、手をこすりながら日報の下準備を致しました。

古いタイプの担当バスで、運転席がすきま風で温まりません。日が差すまでは、ちょっと震えながらの運転になりました。

それでも日が長くなっているので、気分は何だか違うから不思議です。暗くて冷たいのと、明るくて冷たいのと、気温は同じなのですが、感じが違うんですね。


(朝のバス車庫です。私より早い出庫の同僚が灯火類の点検をしておりました。)


明るい春に向かっていると言う気持ちの問題なのかも知れませんね。

自分自身の方は、「年よりは若く見える」とよく言って頂きますが、日々年を重ね老いている事もしっかり感じています。

肉は落ち、皮の張りも、髪の毛もなくなっているのを鏡で見てちょっと愕然とします。

50代までと全然違いますね。体重が80キロ代で、筋トレ効果で筋肉が張り詰めていたのですが、10キロほど落ちて74キロになりました。

何だかな〜って思うのですが、身体はその方が楽なんですね。

例え筋肉であっても、重い体重を支えるのは大変なんですね。

重い荷物と、重い肉を降ろすと楽になる。

たくさんの重い荷物を背負って立ち続ける事が、男の強さと責任だと思い、それなりに日の当たる道を歩いて来たつもりでしたが、本当は、今が一番良い状態なのかも知れません。

まあ、それも季節の変化同様束の間の事なんだと思います。

70代のシルバー人材センターの添乗員さんと「まるで浦島太郎みたいですよね。」なんて笑い合いました。


(牛久沼の辺りには、高齢者の人が釣りをしに来ております。のんびりと趣味の釣りが出来て幸せなのか、やる事が無くて暇なのか、傍から見ていても分かりません。)


老後資金などと言う蓄えも無くすっからかんの私は、働くしかありません。

減らされた年金から容赦なく税金や介護保険が引かれますので、働け無くなったら終わりって感じです。

果たしてあと何年働けるでしょうか?
ようやく、自分もプロドライバーになれたかなと実感できる様になったばかりです。

でも、周りを見ておりますと頑張って7〜8年くらいだと思います。

80才の運転士になると、私だって大丈夫?って心配になりますものね。

いずれ潮時と言うのが来るのが人の一生なのかなと思ったりします。



両親が、90代、80代で頑張って生きてくれておりますのでお世話になって来た、恩返しをしてからではありますが、楽になって行くと言うのが自然なのかも知れません。自然に反すると楽にはなれない。


運転にも流れがあり、自然に楽に運転できる事の大切さを感じる今日この頃です。

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