辻川慎一つくば便り
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本物に出会う大事さ
本物と言うのは、見かけだけのニセモノでは無い物や人の事を言いますが、みなさんは本物だ!って感じる人や物に出会った事はありますか?
本物と言うのは、他の人の生き方に大きなインパクトと力を与えて前向きに変えて行く力を持って「本物」って言える様に思います。
私が、凄い!本物だと感じた人はいるかな~?と思い返して見ますと、例えば高橋和也さんと言う役者さんです。
東京の下北沢で、彼の一人芝居を見た事があります。1970年代に、沖縄の人たちとの連帯をかけて闘いに立ち上がり冤罪で無期懲役刑を受けていた星野文昭さんを、一人で演じたのですが、役者とはこんなに凄いのか!と衝撃を受けました。
それは、彼が演じた人自体の凄さへ肉薄し、表現したものだったのだなと思いました。
本物を見た瞬間でした。
それから、お会いした事はありませんが、高倉健さん。役者としてはもちろんでしょうが、生き方や人に対する姿勢が本物だったと思います。
彼は、相手がどの様な人であろうと下に置く事なく、お世話になる人には90度でお辞儀をして、誠実に挨拶されたそうです。
駆け出しの時に、有名な高倉健さんにその様な態度で接してもらった感激を忘れず、自分もまたその様に徹して事業に成功された人もいるとの事。
本物に出会った衝撃なんですね。
でも、有名でも、特別でなくても本物の人はいるのだと思いますし、これからの世代を想うのであれば、どんな道であれ本物になって行くと言うのは、大切な事だと思います。
どうもマスコミやネットの世界に煽られて、自分自身を低めてしまう傾向がある様に感じます。
どの様な仕事にも、どの様な好きにも本物はあるのだと思います。
遅いも、手遅れも無いと私は思っております。自身の仕事を大事にする事で、周りの人の仕事も尊重できる。自分の好きを大事にできれば、人の好きも想像する事ができる。
昨晩は、ブログ読者からの連絡でFM名寄(北海道)の放送を聞いて欲しいとの依頼があり、ちょっと苦労しましたが聴く事ができました。
彼の好きに溢れた便りが、読まれたのでございます。
鉄道員ではありましたが「マニア」では無かったので、分からない話題もありましたが「本当に好きなんだな~」と微笑んでしまいました。
好きを本物にして行けば良いのですよね。
残念な事もあり、残念な人もいます。
ならば、いくつになっても本物を目指す事を諦めてはならないのではないでしょうか?
「あなたは、もっと格好良い人かと思ってた〜。だまされた!」と妻に言われる私ですが、人生まだまだ終わった訳ではございません。諦めてもおりません。
本物への道は遠いですが、本物を見極める目を養いながら、自分を本物にして行きたいな~と思う67歳でございます。
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2024/07/03 16:13
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