辻川慎一つくば便り

月光ソナタ

十五夜の17日、満月だった18日(雷雨でしたが)。色々と忙しく月をゆっくり眺められませんでした。

今朝の出勤前、明け方の空に月が見えて、今日は気持ちをちょっと切り替えた感じです。



会社で日々頑張っている皆さんを、凄いなっていつも思います。


そんな皆さんだけでなく、いろんな人と知り合い、見て来ました。

何事にせよ、自分が勝ち取った!とか手に入れた!とか思っているところから、まるで手ですくった水の様にこぼれて行くのです。

ヤクザになって街頭で雄叫びをあげていた若者が入った組の組長が銃撃されたニュースもありました。彼は、まだ生きているのだろうかと思います。

世の中に絶対なんて無いし、あの世には何も持っていけない事を思い知って来た人生だった様に思います。

誰しも、自分は大切にされたいと思うのですが、本当は権威や権力(あるいは金力も暴力も)を持てば大切におもわれる訳ではありませんよね。

その人ではなく所有しているものに頭を下げているだけですから。

人に大切に思われたいと言う事よりも、人を本当に大切に思っているのか?がいつも問われている様に思います。

たぶん、それが私の人としての存在意味なんですね。

その意味で私は、いつもまだまだだって反省し続けています。

人に頭を下げながら「今自分は、相手の何に頭を下げているの?」と問います。

頭を下げる自分が好きだから?あるいは相手への気持ちではなく、自分の利益のため?

バスの運転も、自画自賛だとそれ以上の向上心が無くなり、失敗から学べなくなります。誰が見ていなくても、ミスはミスとして自分で見据えられなければ、それまで。

やはり、自分が問われる。

何事も、これで良いという事なんか無い様に思います。

何かを残すために生きるのではなく、人に思われる事より思う事、人として向上し続ける事の方が大切なんじゃないかなって思います。

だって、誰しもが大切にされたいって思いながら、多くの人は不満と失望の中にいるのですから。

相手を本当に思う事でしか解決されないジレンマの様に思います。


(昼に結果スーパーの弁当を食べた後、帰宅して妻の食事を頂くと身体に沁み入る様な感じがします。つまり身体が喜んでいるのが分かります。)


https://youtu.be/g2BfOck62FU?si=nYuVBxFkq6zGJtWw

ベートーヴェンの「月光ソナタ」。
魂に沁み入る感じが致します。

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