辻川慎一つくば便り

敗戦の日

お盆休みで毎日約200Kmを3日間車を運転したためか今日は疲労感があります。集中を欠いたのか朝の担当であるご飯炊きと味噌汁作りに失敗してしまいました。

疲労感の原因は、身体を動かさないので固まっていること。
なので、柔軟体操で解し、ウォーキングで血流を循環させ、さらに筋トレを致しました。

すると身体が活性化して来るのを感じるから不思議でございます。

人間も動物なので動かないと心も身体もアクティブにならないのですね。


私が生まれる前の1955年の映画をちらっと観てみました。


敗戦が1945年の今日でしたので、それから10年後の映画でございます。

背景は、会津磐梯山。
バスを調べて見ましたら「スミダM型バス」とのことです。

スミダって何だ?と思いましたら石川島自動車と言う会社で現在の石川島播磨重工業の関連会社でいすゞ自動車の前身だと言うのでなるほど~でございました。


結婚式に向かう花嫁さんと親戚が乗り「運転士さん、今日はお祝いだ。一杯やって下さい。」と言うと「じゃあ一杯だけ。」と言う場面が笑えます。


映画の題名が「警察日記」。
貧しさから万引きした親子や身売りする娘の話し、心を患って戦争が終わった事が理解できない校長先生のお話し等の映像が淡々と続きます。

演じている人たちは、皆さん後の大スターになる方ばかりです。

悲惨に描けることを日常の事としてむしろ淡々と描いている事の中に、「もう戦争なんかたくさんだよ。私たちには、喜怒哀楽の日常がある。」そんな映画だったのかも知れません。



戦争への突進から高度経済成長への突進へ。

さらにグローバル化と高度情報化社会へ。

ところが足元は、総限界集落化してはいないのかな?

茨城の田舎道を走っていると出会うのは圧倒的に「外国人」になって来ました。

これから益々そうなるのでしょうね。でなければ街や集落が瞬く間に消えて行く現実が見えています。

日本の戦争では「突撃!」はあっても、「先を考えた撤退」が出来なかったんじゃないかな?

土台年寄りばかりになっても戦争だ!なんて空論より、これからの世代や外国人にも自信をもって伝えられる本当の宝が私たちにはある様に思います。

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