辻川慎一つくば便り

怖さを知る事

朝からかなりの強風が続いています。
雪があり、雨があり、地震があり、事故が絶えず、平穏な日と言うのは実は少なく、それだけで有り難い事なのかも知れません。

朝バスの燃料給油に行きますと「今日も穏やかな日になると良いですね。」と声をかけて下さいます。

お互いに楽な仕事では無い事を分かってらっしゃるのだと思います。



元トラックドライバーだった同僚の話しでは、かなり酷い人がいるとの話し。


「元ヤンか何か知らないけど、態度が大きくて、雪でも120キロも出して横転したりしてた若いのもいたよ。脳に損傷を受けて一生回復できないケガを負わせたやつもいる。酷いやつがいるんだ。」

そんな生の話も聞いたりします。

怖さと言うものを知らないのですね。

人であれ、何事であれ、怖い人がいたり、怖さを知る事は人に取って大切な事なんだと改めて思います。

一番は、人の人生や命を奪う怖さであると思うのですが、そこに無頓着で自分の正当化ばかりして「対立」する。

怖いものを知らない人の怖さが、政治家は元より、あちこちに溢れてないでしょうか?

持ち上げられて、いつの間にか傲慢になった私も、人を傷つけ、人の痛みが分からなくなっておりました。

だから、大切な存在を亡くしてしまったのだと思います。



JRの後輩から手紙を頂きました。

娘さんが高校の入試に合格したとの事でした。

一緒に北海道旅行をしているとの事でした。

心からおめでとうございます!

そして、同じ状況の時に自分は?と思えば、怖いもの知らずになり大切な存在に寄り添えていなかったと痛苦の反省をします。

ところで、人の気持ちが分からない人たちはどこかで見限られる。

見限られているのに、その怖さを知らずに偉そうにしている人たちのバカさ加減も見て来ました。

見限られる怖さも知らなければならない。繰り返せば、私も大バカになる。

穏やかに日々を過ごせる事は、当たり前では無い。大切に思う人がいて、それが傷つけられるから、私たちは闘う。

そうして、自分が寄り添う。
それが、本来の人の関係の様に思います。

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