辻川慎一つくば便り

微笑がえし

おはようございます!
朝はずいぶんと涼しくなりましたが、こちらでは、今日の日中28℃になるとの予報。夏の疲れもあり、体調管理が難しい季節になりました。お互いに甘く見ないで構えたいですね。



わが家の朝顔。かなり黄色く「紅葉」しながらも花を咲かせ続けています。

そこに朝からマルハナバチ等が来て、体全体を突っ込む姿が可愛い感じがします。

人が植物やその花を見て喜びを感じるのには訳があるのですね。

ご存知かと思います。アリストテレスと言う古代ギリシアの哲学者がいました。

この人が生物を、大きく植物・動物・人間の3つに分けて考えました。そして、植物には栄養と生殖という生物本来のいとなみがみられる。

さらに動物には、感覚と運動と言う独自の動きが加わる。そして人間には、この両者の上に理解と意思と言う理性の働きが加わる。

それが、そのまま人間のあり方を示していると考えたのです。理性が、動物性や植物性を支配する関係になっている。

そして、植物性が内蔵とその中心の心臓にあり、それを支配する形で脳(頭)があると言う訳です。

心はどこにあるの?って謎だったのですが、臓器とその中心の心臓にあった。そして、その心とは植物から来ている。

人間が植物を見て感じているのは、それをふるさととする心の働きなんだよ。と言う訳でございます。



どうやらその様な見方は、忘れ去られているとの事ですが、「脳の働きが高度の文明をもらたす一方、人間に際限の無い煩悩をもらたし破滅の道に追いやって来た。」事を我が祖先たちは見て来たのですね。


確かに古代文明の廃墟が意味する事の本質であるかも知れません。

心を失った脳は、暴走する。
その実際の姿を私たちは、日々見ている様に思います。

だから、植物や花を見てホッとして心を取り返しているのかも知れません。

これがいくらで売れるか?とか、見栄で飾るのだとやはり脳の快感になってしまう訳です。


頭ばかりで心を失くしたたくさんの人からの「手のひら返し」を受けながら、心を大切にする仲間たちと新しい家族がいて「微笑がえし」をして来た訳ですが、キャンディーズの「微笑がえし」って、お別れの歌だったのですね。


微笑みながら別れて、新しいスタートをする。

泣く事も、笑う事も、心を浄化して新しく次に進む。やはり大切な心の働きな訳です。

嫌な事があるからこそ、今日も微笑みと思いやりの心を大事にして生きたいと思います。

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