辻川慎一つくば便り

得体が知れないもの

今朝出勤しましたら、「バスに接触跡があり点検カバーが開けられ無かった。やった人は申し出る事。そうでないと連帯責任になります。」との掲示がありました。

まさか私か?まさかまたやってしまったのか?とドキッとしました。

担当バスとは違いましたので、胸を撫で下ろした次第です。まあ、必死に気を付けて、毎日改善を図っているのですが、危ない!と思う小さなミスが日々あります。

責任者の人が、お話しをしてくれました。「小さな接触や事故が多い。放置すれば大きな事故になる。そうなれば、本人も会社も大変な打撃になる。だから未然に防止すると言うのが私たちの責任なんです。」との事。

全くその通りだと思います。
では、その様に事故が少なく、みなさんが協力し合って事故を防ぎ、明るく働ける職場をどう作って行くのか?がお互いの共通した課題であると思います。

申し訳ありませんが、大会社の管理者や経営者よりも苦労している分、しっかりされていると感じます。

反対のための反対をして、責任は取らずに済んで来た「反対派」が、今の時代の厳しさに通用しない事も良く分かります。

もはや責任も取らずに、好き勝手を言って存在できた甘い時代ではない。はばかりながら、第一線の運転士の端くれを努めている私の実感でもございます。



バスにかける私の名札でございます。

そのバスの運行の間の全責任が私にある。実は、そう言う重い名札なんですね。

私が運転するバスに、乗客そっちのけで圧力をかけるJ◯バスのドライバーさんは分かってらっしゃるのかな?と思ってしまいます。

その責任を果たせないならば、去るしかない。お互いにそんな厳しい立場にある事を。

さて、重い話ばかりでだと暗くなってしまいます。


みなさんは、こんな「虫」を見た事がありますか?


「ゲジゲジ」、正確には「ゲジ」との事。

何だか嫌な感じですね。

得体が知れない。

ところが、ゴキブリより足が速いそうです。

何故ならゴキブリを捕食するからなんですね。

つまり人間にとっては「益虫」と言う事になるのですが、見かけが良くないので嫌がれる訳です。

そんな「益虫」も化学薬品で駆除が有効と言う訳ですが、そもそもゴキブリなどのエサがいるから出て来るのでございます。

ゴキブリや蜘蛛がいなければ、ゲジさんも出て来ないと言う訳です。

風通しが良く、清潔な家はゴキブリも巣食えない。するとゲジさんも来ないと言う訳なんですね。

物事には因果関係がある。
風通しが良い職場や会社だと、嫌な事故や事件が巣食えなくなる。

そこにも因果関係を見て行く事が大事なのかなと思ったりします。

今週最後の乗務です。
気を引き締めて、落ち着いて自分の職責を果たしたいと思います。

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