年末の点検
こちらでは、今週いっぱいで3学期が終わります。
会社から配られた点検表で、空き時間にバスの点検や清掃を行っています。
自分に点検責任がありますので、適当にやっても分からないのですが、電車の検査で「大丈夫だろう」とはしょって大変な目にあった経験もありますし、20代の後輩に聞かれて答えられないのも情けないので、分からない事は聞いたり調べたりしております。

車種によって場所も、サイズも違うバッテリー。交換年月、液量検査、比重の測定を行いました。
電車もですが、忘れてならないのはボディカバーのロックです。
電車だとチョークでチェックしましたが、バスでは書けないのでロックしてから、ロック位置確認、そしてカバーを引っ張って見ます。
バスの走行中にカバーが開いて破損した例もありました。

空調冷房のフィルターも清掃します。
もちろん冬なのでチェーンの状態や、各油量のチェックもあります。
そして、故障せずに無事に走行してくれたお礼とこれからもよろしく!と清掃やワックス掛けをします。
昨日は、携帯見ながらヘッドホンをして自転車に乗っていた高校生が交差点を渡ろうとしてあわや衝突と言う事件があったと聞きます。
恐ろしいことです。
そして、それでもぶつかれば過失傷害や致死の責任が問われる仕事です。
そして、仕事もできなくなる。
つまり、絶対にぶつかってはならない。
人や自転車がいるところで、急ブレーキが必要な速度は決して出さない!
ぶつかったら負けなんです。
バス運転士になって2年を超え、散々失敗しながらようやく少しだけプロに近づいて来た感じがします。
そして、良い仕事ができるためには、同僚が極めて重要なことも学んで来ました。
安全第一で、考え方を一つ一つ合わせながら、お互いの意見をしっかり伝える。
そうして安全が守られ、気持ち良く仕事ができる。
目的が一致すれば、違う意見は気付きになり、創造性を生む。
だから、違う方向を見て自分のことしか考えられない人は合わないだけでなく、妨害になります。それがストレスの原因ともいえます。
分かりきったことでしょうか?
おっと。間もなく発車の時間です。
みなさんもご無事で!
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