辻川慎一つくば便り

小さな門出。

昨日は、朝夕に工場で働く外国人を送迎し、昼間には来年卒業であろう学生たちの送迎がありました。「内定」の学生さんたちの様です。

つくば市の研究学園駅北口にバスを運転して入るのは初めてなのでちょっと緊張しながらでした。なかなか発車時間に来ないので、バスが分からないかな?と迎えに出ましたら引率の社員の方に会えました。
いつもの様に乗車する一人一人に「お疲れ様です。」と声を掛けますと、みなさん笑顔で「お願いします。」と返してくれました。
あ〜何だか希望にあふれていて、ちゃんとしているなって感心した次第です。
3時間ほど後に、工場に迎えに行った時には、引率の方の一人が「靴が無い。(学生さんが)間違えて履かなかったか?」の騒ぎ。
結局、自分が入れた靴入れの場所を勘違いしていたという落ちでした。学生さんたちも、私も笑ってしまいました。
「安全のためにシートベルトをお願いします。」とみなさんの方を向いてアナウンスしましたら、やはり気持ち良く応じて頂きました。
これからの門出の日のひとつだったかもしれません。

あの日のバス運転士さんは「気持ち良い人で、運転も丁寧だったな〜」なんて記憶に残ってくれたら嬉しいですよね。


(今日のランチは、妻作の海鮮丼でございました。タレに秘訣ありで、やはり自作の「梅麹醤油」です。とても美味しく頂きました。)


夕方便も、かなり疲れておりましたが全身全霊で、心を穏やかにする事に努めながら無事に終える事が出来ました。実際には、イライラする事も起きるのが人と関わる日常の現実はあるのですから。それを引きづらない様に、自分に言い聞かせます。

という訳で、フラフラするくらいヘトヘト。ようやく終わったと帰ろうとすると、点呼の人から「辻川さん。バスの鍵がありません。」と呼び戻される始末。

は〜、また抜けてしまいました。
やり方が今までとかなり違うので、確認したつもりで何か抜けてしまいます。

「お手数をおかけしてすみません。」と頭を下げてようやく帰路へ。

普通にやれるって事、私にはなかなか大変な事でございます。

なので、それをやり切っている同じ会社のバス運転士のみなさんを尊敬してしまう、私なのです。



そんな私の「新しい門出だから」と、古い記念乗車券をプレゼントしてくれたベテラン運転士の先輩がおります。


古くから知る人で、お世話になって来た人です。

何だかいてくれるだけで安心する人ですが、気に掛けてもらえるだけで幸せです。

休みまで、あと1.5日。
気を張り直して頑張ろうと思います。

みなさんもご無事で。

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