実りの秋へ
凄い暑さが続きますが、お盆も明け田の稲もだんだん黄金色になって来ましたので実りの秋が近づいているのを感じます。
ところで、住む人の居なくなった廃家は、カーテンや障子がボロボロになって来るので分かります。
もう周りの人が見ていてもどうしようもありません。
なので生きていると言うことは、自分も住む家もなるべく綺麗にする事で周りの人たちと生きる。
そう言うことかなと思います。

(わが家のミニハーブ園のスペアミント。花が咲きました。虫がつかないので元気でございます。)
今朝はゴミを置きながら家を見ますと、カーテンの端が外れているのが目立つのが分かり早速直しました。
私たちが新しい家族になって一緒に生きて来た家です。
良い家と言うのは、変わらない家でなく住む人と一緒に古くなって行く家だと聞いたことがあります。
そして庭にも、住む人が現れるのですね。
あまりそんな事を考えた事がありませんでしたが、朽ちて行くから「諸行無常」なのでは無く他の人と共に生きているから、綺麗にする。身支度も、住居も日々整える。
そう言うことなのかなと思います。
自分だけだと思うとどうでも良くなってしまいます。

(中玉トマトを植えたはずでしたが、食べきれないほどのミニトマトが穫れています。)
自分を綺麗に見せて飾る事は虚しいけれど、周りの人たちが気持ち良く一緒に生きてもらえるための身だしなみや気配りは生きる喜びであると思うのです。
立派な家に住み、立派な服を来て、しかし家族の誰からも本当に大事にされていない「お金持ち」の姿も見ながら思うことであります。
名もなく貧しくであろうと「名こそ惜しけれ」で美しくありたい。
私は、それが両親の姿であり、忘れ去られて来た日本人の良き姿ではないかと思うのです。
身支度を整えて、今日も出勤致します。
みな様も良い一日を!
最新記事
(05/23)
(05/22)
(05/21)
(05/20)
(05/19)