守ると護るの違い
雨模様だと何だか心も沈む感じですが、気温が下がるのは有り難い。
何とも勝手なものです。
若い頃は、こんなに汗をかかなかったと思うのですが、最近は凄く汗が出ます。
仕事をするのに鬱陶しいこと極まりないくらいボタボタ流れます。
以前とは体温が1度近く上がった事もあるかも知れません。
基礎体温が高いのは、免疫力も高い事も示している様なので、やはり妻の食事が大きい様に思います。
私自身は、年をとったと思うのですが周りの人からは「若く見える」と言われる様になりました。
何が変わったかと言うと肌の色なんですね。土気色だったのが明るくツヤツヤしていると言われる。顔は、内蔵が外に出た部分でもあるそうなので、内蔵の状態が顔に出る様です。
人間の体は、食べるもの、飲むもので出来ている。
だからそれを大事にする。語る人はたくさんいますが、真っ直ぐにそれを実践して来たのが妻。
その実証として私と息子がある訳でございます。

疲れて帰宅すると「何か変わったの分かる?」と聞かれても分からない。
換気扇とフードをピカピカにした訳なんですが、ヘトヘトでちゃんと見ていない訳です。
アルミ鍋は体に良くないと使わない。こびり付かないと言うフライパンも使わず結構高価な鉄製フライパンやホーロー鍋を使っています。
食べ物の素材だけでなく器具も選び、しかも「かわいい!」と感じてそばに置きたいものに限る。そうでございます。
素材も道具も、生き方も自分の選択を大事にする人なんですね。

さらに、髪の毛もトリミングしてくれる訳でございます。
全く裕福とはかけ離れております。倒れる訳にはいかない状況の中で、贅沢な生き方をさせて頂いております。
で、昨日は経営者のご子息と二人の仕事でございました。
二段ベッドの組み立てくらいなら一人でも出来る訳ですが、冷蔵庫や洗濯機の搬入になると無理でございますので一緒にやりました。
腰に来ましたと言いながら、休む事もなく一緒に汗を流します。考えて見ると、経営者の一族であると言うのも一緒に働くとなると大変なんですよね。
私の方は、妻に「水分摂取」を厳しく言われていますのでちゃんと用意して小まめに飲みながら作業するのですが、彼の方は飲まない。
いくら若いと言っても、腰が痛い上に水分も取らないで倒れたら…職務上は彼の方が指示する立場な訳ですが、私の方は親の世代でございます。人生の先輩としての責任があるよな。
そう考えて、近くの自販機でお茶を買って「ちゃんと水分を取って下さい。倒れてしまいますよ。」と渡した訳でございます。
その心が通じたのか、作業が終わってから共通する仕事の話を彼の方からしてくれました。
その話を妻にすると「その子は、護られた事が無いと思うよ。お金は与えられても、親にも周りにも護られた事が無い。だから、嬉しく感じた様に思うな。」と言います。
守る事は、私もやって来たと思う。でも護ると言うのは違うんですね。
心から大事に思うから、護るになる。
細やかな事から少しづつ学び直した次第でした。
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