辻川慎一つくば便り

作ってくれた人に申し訳ない

みなさま、この社会は災害ばかりが大変な訳ではなく、私たち労働者の日常も実は平穏では無い様に思います。

昨日は、妻が作ってくれた朝食を頂き、6時半には出勤してアルコールチェックし、マイクロバスの点検。

人が足りず入社したばかりの人を乗せて、7時前には職場を発車し空港に向かいました。

マイクロバスだと一般の駐車場に停められ無いので、到着出口に迎えに行ってくれる人が必要な訳です。


無事に成田空港に到着し、色々とアドバイスをして出迎えに行ってもらう。


ところが、到着乗降場が混雑していてしばらくするとパトカーが来て「駐車場ではないから移動しなさい。」と警告を受ける。

こちらは出迎え待ちだからいる訳ですが「乗降するための場であり、駐車はもちろん長い停車もダメ」と言う訳です。

以前ならパニックになった私ですが、ならば別のターミナルを回って戻れば良い。と余裕がある訳でございます。

で別のターミナルに行って見ましたら、幸いガラガラ。空いていますとパトカーは警告しない訳です。


なので、こちらで停車して連絡を待つ事にしました。


初心者と言う事もあり、かなり待ちましたが外国人実習生と合流できたとの連絡で到着ターミナルに戻る。

乗降していれば、警告はされない訳です。

車は離れられない原則ながら、3時間も待っておりましたので同乗の方に頼んで急ぎトイレを済ませて発車。

とにかく、焦らず、落ち着いて、無事に。

そんな状態になるためには、やはり場数と言うか経験が必要なんだと思う訳でございます。

つまり労働者は、何でもない様にやっている訳ですが色んな試練があっての事なんですよね。

当たり前は無い訳です。

外国人実習生を、無事に研修センターに届けた訳ですが、既に13時近く。

いつもオリエンテーションをする上司が、この日は代打の乗務で時間が無い。

中小企業と言うのは、忙しければ総動員でしのぐ訳でございます。

なので、私もお弁当を10分で食べてその上司の代打に入った訳です。


いつもなのですが、これでもかと言うくらい体に良く、美味しいものが詰められたお弁当です。


これを、早食いしなければならない悲しさと申し訳無さを感じました。

心で、作ってくれた妻に申し訳ないと謝りながら頂きました。早食いってのは、命があったものを頂く姿勢としても間違っていると思います。

ところで、新入の方は女性なのですが「カロリーメイト」との事。「ダイエットになります。」と笑顔なんですが、旦那さんの朝食は「食べずに青汁みたいです。」と言う訳です。

茨城に住んで東京に働きに行っているとの事ですし、海外旅行にも行っている様なお話しなので複雑な感じがしました。

私が毎日朝ごはんもお弁当も作ってもらっていると話すと「凄いですね〜。」と感心する訳です。

あ〜、何だか根本のところが違ってないのかな~なんて感じます。

時にぶつかりながら、違いを感じたりする妻なんですが、それよりも根本のところで共鳴して一緒にいるんだなと思った次第でございます。

帰ってから「せっかくのお弁当を早食いして申し訳無かった。」と話したら「そんな事もあるよ。」と言って、夕食には消化に良い食べものを作ってくれました。

で、ヘトヘトだったのに気持ちの良い朝が迎えられております。

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