辻川慎一つくば便り

天変地異が教えて来た事。

夜が約5時間、昼間に2時間ほど眠ります。

早朝は、起きる時間を確認しながら寝てますので、1時、2時、3時と何度も目が覚めます。

休日でも目覚めて「あ〜今日は休みだった。」とまた眠ったりです。

辛いと感じる事が減って来たのは慣れなのかも知れません。

いつも眠りが浅いのか、たくさんの夢を見る様になりました。

今朝は被災した福島の人たちが歌っている夢でした。なんだか心に沁みるなーと感じながら、こうすれば良いんじゃないか?みたいに、労働組合や政治党派の時のクセなのか、分析して方針を考えるのですが、どうも本当に気持ちが分かっているの?それで良いの?と自問自答する様な夢でした。


つくば市にある「地質標本館」で、目に止まった写真です。


1888年(明治21年)に磐梯山が爆発して山が崩れいくつかの集落が埋まってしまい470人くらいの人が亡くなったとありました。

そして、桧原湖の湖底にも「桧原宿」と言う集落が沈み、神社の参道が残っているとの事でした。

新海誠さんの「君の名は」では、彗星の衝突で消えた村が舞台でしたが、火山でも消えた村があったのを知りませんでした。

しかも、たった136年前の災害でした。

考えて見れば、10年おきかそれ以上に短い期間で大きな自然災害が起きているのですよね。

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ではありませんが、自分に関係がなければ忘れてしまう訳です。

日本にはたくさんの神社がありますが、自然の猛威とは無関係でない様に思います。

山や木や川や、色んな自然の神に祈りながら生きて生活して来たのだろうなと思います。

自然のたたりが怖かった。
治山治水と言いますが、様々な努力をしながらも自然の神に祈る事は欠かせ無かったのだと思います。


地球誕生から46億年、生命の誕生から45億年。



人間が生まれてからは、たった30万年。地球の歴史から見ると圧倒的に新参者なんですね。


全てが分かった!なんて言うのは、浅はかな思い込みに過ぎない様に思います。

1000年の単位になると、さらに予想も付かない事が起きる訳です。

そう、始まりがあれば終わりがある。
生命活動そのものが、絶えざる細胞の死滅と排泄として成り立っているのですよね。

自分も含めて、全ての生物に死があるのですが、自分には関係ないかの様に生きている。見ない様にする。

日々起こる他者の死は、生きている自分には関係ないと思うところに浅はかさは無いのでしょうか?

自分のお金だけ、サイフばかりを見ていると人がますます見えなくなる。

人間が作り出した便利なものに支配されて、自分一人で生きている様に考えてしまう。

人にも、自然にも畏敬の念や感謝する心を失ってしまう。

そうすると、死ぬ前に死んだ存在になってしまわないのでしょうか?

お互いに奇跡の様に生まれて存在している事を、天変地異が幾度も教えてくれた事を思い出さなくてはなりませんよね。

当たり前の事なんて無いのですから。

今夜も安全運転をしっかり心がけたいと思います。

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