土壌と土台の大事さ
肌艶が良くなったせいか、昔より若く見えると言われる一方で、だんだんと背が縮み、肉が下がって来たと妻が言います。
国鉄からJRへと変わっても、鉄道業務から外されて駅のそば屋や売店に置かれていた上会議ばかりやっていましたので、気が付くと100メートルも走れなくなってしまいました。
これじゃあ鉄道本体の仕事には戻れない!と35才の時に一念発起してジョギング&筋トレを初めました。
結局それから戻るのに17年かかるのですが、ベンチプレスで120キロを上げられる様にまでなりました。
身長も180近くありましたので変な迫力があったのかも知れません。
「堅気」でない筋の方々から同業者に見られたりして、業界の話しをされても分からないので困った事もありました。
何をされていても人間である事に変わりは無いのですが、それぞれの世界にそれぞれの専門用語がある事を学びました。
ただ、「何々組」とか「会」とかの組織を背景にすると人が変わった様になる姿も見て来ました。
病院でバッタリ会うと、入れ墨を入れたために「C型肝炎になった」とか、暴力的になるにしたがい、指が無くなって行く人もいました。
本当に強い!って何なんだろう?って考えさせられました。

今日の愛妻弁当です。
私たちの恩師が作っている無農薬ミカンも入っておりました。
市販のミカンの様に綺麗ではありませんが、めちゃめちゃ美味しいです。
恩師が「農薬を使うと苦味が残る。野菜も同じです。」と言うので納得します。
その恩師が妻に勧めてくれた本があります。

ちょうど国会で「培養肉」等の「新食料戦略」の重要性が議論されていますが「何のことやら」と思っていたのですが、ゾッとするほど分かりました。
どんなに地球が破壊されても「これさえあれば大丈夫!」と言う巨大投資市場が食料戦略とのこと。
ウクライナと言うのは世界的な穀倉地帯なんですね。
ゼレンスキーさんは、欧米の投資家たちにウクライナの農地を開放して来た。ロシアもまた、遺伝子組み換えや培養食料に力を入れて来た。そして中国も。
ロシア兵は20万人死んだと言われます。ウクライナ兵は、祖国を守るために欧米の提供する武器で闘っていますが。
何のために?
本当の勝利者は?
私たちが育ち生きている土壌そのものが破壊されて、巨大な利益を得る人たちがいるのですね。
「あなたはインスタントラーメンを食べながら、原発建設に反対して来たの?命と食、そして子どもたちを守るためでは無かったの?そんなのおかしくないですか?」
う〜ん。
土台から、土壌を巡る問題から考え直さなければ、グローバルで巨大な波に飲み込まれてしまいそうです。
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