辻川慎一つくば便り

仲間が増えました。

昔の話で恐縮ですが、テレビ番組を見ていて心臓が止まりかけた人に医師役の方が決まって「カンフル剤!」と言って注射してました。

今は違う薬を使うみたいですが、カンフル剤のカンフルって「樟脳」のことなんですね。

つまり「楠」の葉から精製されたものです。虫除けだけでなく強心剤だったとは驚きです。


(職場近くの公園で、4月に撮影した楠です。赤い葉が出て来て、綺麗なことをはじめて知りました。関心を持って見ないと見えない事も感じながら。)


息子の一人を亡くしてから、酒好きではなく依存症になっていたことをはじめて自覚しました。

酒だけではなく、人にも依存して来ました。そして、失われた過去にも。私は誰かの期待に応えられているはずだ、とブログも上げ続けて来ました。

しかし、それらが依存である限り、自分自身を生きることが出来ない。

自分が自分である意味は、誰かや何かの権威が決める訳ではない。

権威に認められて、それで良いなら自分である必要はありませんし、それで終わりです。本当の意味や価値は、あらかじめ決められたところにはありません。

しかし、どうにもできない様な試練に突き当たるとそこから逃げたくなる。そんな自分を誰かに受け入れてもらいたくなる。

だから弱った時に、つけこむ人もたくさんいるのです。

本当の友だちや仲間は、喜びを一緒にするだけではなく悲しい時、辛い時にこそ分かる。


(水戸駅に停まる531系電車と501系電車。動労水戸の組合事務所から見えます。)


アルコールだけではなく、人や過去への依存を断つために古いブログは消して新しく出発したい。毎日出すのも止めますと出しましたら

「毎日気になって見て来ましたが、毎日出すことはありません。」との労いのメッセージをいただいたり、

「私はblog依存症なので、残念です!」と笑わせていただけるコメントもいただきました。

みなさんに心から感謝した次第ですが、今朝になって中学3年生の受験生と言う方から

「受験勉強をやりながら、辻川さんのブログを毎日見て、癒やされたり、励まされたりして来ました。ありがとうございます。」

とのメッセージをいただきました。
礼儀正しく、しっかりとした言葉に驚きました。

これからの若者まで私のブログを見ていてくれた。しかも、受験勉強で大変な中で癒やされたり、励まされたりしていてくれたのです。

私が弱っていたままでいたら、私は嘘つきになってしまいます。

試練にぶつかりながらもがんばっているのは一緒なのです。

私は、一人でなく仲間たちと一緒に生き、仕事をして新しい意味や価値、つまり夢や希望を生み出している。

例え住む所や年が離れていても、友だちや仲間がいるんだ。

それを教えていただきました。
まさに起死回生のカンフル剤でございました。

自分に取って一番大切な人と一緒に夢の実現に向けて、共に頑張ろうと思います。

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