辻川慎一つくば便り

厄介に思わず。

おそらく植物たちは、気温よりも日照時間の方によく反応しているのだなと感じます。

1年で一番寒い時期のはずですが、雑草たちが次々と増えて来ました。

かなり古い庭付き戸建て住宅に住んでいるので、家の中の掃除やメンテにきりが無いばかりか、小さな庭ながら放って置くと悲惨な状態になってしまいます。

隣家との仕切りに、昔は良く見かけた「ネズミモチ」系の木が植えてありました。

シャクガの幼虫、つまりシャクトリムシが大量発生するので株を70センチほど残して切りました。

切った枝と株を組み合わせて、ちょっとアートな仕切りに致しました。


除草剤は使わずに、まめに新芽を除いていましたら2年ほどで出なくなりました。

つまり枯れたと言う事です。枯れましたら今度はキノコが出て来ました。

自然の分解作用なんですね。
そうしてだんだんと土に還って行く訳です。

黒いペンキを塗ったのですが、キノコも凄い。


カワラタケと言う白いキノコが次々と生えて来ます。

目立つので、ときおりはがすのですが、柔らかくなる雨上がりにはがしていましたら、違うキノコを発見しました。


何とキクラゲではありませんか!

食用になるキノコでございます。
食べる勇気は出ないのですが、本物を見るのは初めてでした。

いや、どうも。胞子が一体どこから飛んで来たのやら。謎でございます。

手間がかかる厄介な庭でもあるのですが、世話をしていますと不思議な自然のサプライズがあります。

まあ、関心が無い人には面白くも何とも無い事かも知れません。

人に取って最大の関心は、人なのだと思います。

無関心と言いながら、他の人が自分をどう見ているのかをとても気にしていますよね。

ですから、人との関係でも一番肝心な事は相手に関心を持つ事からなんだと思います。

関心を持って見る、働きかけるから新たな発見がある。厄介だ、面倒だと見ない様にしていると新しい発見も無いのは共通している様に思います。

さて、明日からまた仕事が始まります。

せっかくの人生なので新しい発見をしながら、慣れずに、惰性にならない様に頑張りたいと思います。

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