11月13日の今日は、茨城県民の日です。
学校はお休みなので、スクールバスの運転士さんや介助人の人たちはお休みです。会社はお休みにはならないので、私の方は出勤でございます。
「県民の日なのに仕事かよ?」と同じく出勤の観光バスの運転士さんが声をかけてくれます。私の方がかなり年上なんですが、いじられます。
そんな私に、いつもはスクールバスの担当になっている「新人」女性運転士さんが研修で乗ることになりました。
電車運転士だと「線見」訓練の教導運転士と言う感じですね。
とにかく「教える」立場になったのは、10代で家庭教師のバイトをやって以来かも知れません。仕事をはじめてからは、初めての事になりますので「人生の記念すべき日」なのかも知れません。
午前中は、バスの運転をやって見せながら停留所を教え、走行時の注意ポイントを伝えますのでなかなか緊張しました。
案の定ちょっとミスったりしましたが、何とか朝の乗務は無事に終わりました。
(国道408号線。朝は、こんな景色の中を出動します。晴の日はとても気持ちが良いです。)
同年代の同僚の人たちが「辻川さんはオーラがあるよ。」と言って下さいます。
「そうですか?見かけだけですよ。」と笑って返すのですが、良く考えて見るとオーラって何だろう?分からない自分がいるのでございます。
ちょっと調べて見ましたらスピリチュアル(魂的)な事よりも、身体と心の姿勢を言う様です。
「オーラがある」人に共通する特徴とは
1:いつも堂々としている。
2:雰囲気に余裕がある。
3:振る舞いが謙虚。
4:チャレンジ精神を持っている。
5:細やかな気遣いが出来る。
とあり、オーラが強い人になるためには
1:姿勢を意識する。
2:積極的に挑戦してみる。
3:ポジティブ思考を意識する。
とありました。
いやど〜も。
やはり、全て当てはまらない。
そうでありたいとは願いますが、「そう見えるだけ」だとやっぱり思います。
でも、昔とはずいぶん変わったとは思います。
妻が私に出会った頃に作ってくれた写真があります。
30代の頃に演説している私、50代で電車の検修の仕事をする私、そして妻に出会った頃のリラックスした私。
ずいぶんと顔つきが違います。
たぶん今はさらに穏やかな顔になっているかと思います。
冥土に行く頃には、本当に仏様の様な顔になるかも知れないくらい変わった様に思います。
そんな私ですが、背中が丸くなって姿勢が悪くなったよ。座り方もだらしないよ。と側で注意してくれる人がおります。
人を惹きつけるオーラって、身体の姿勢と人に向き合う心の姿勢が一体だと言う事なんですよね。
どうも人としての完成に向かう前に、崩れて来ている様です。
いけない。いけない。
世界も人も整理しなければ、混乱に向かうと言うエントロピーの法則もあります。
崩れそうになる身体と心を立て直す。その努力が大事なのかなと思います。その努力だけはし続けていると思います。
立ち方の基本。
座り方の基本。
崩れがちになるのですが、姿勢は身体にも心にも大切なんですね。
それが、同時に人とちゃんと向き合う姿勢の土台になると言う訳です。
夜の部は、新人運転士さんの運転を見ながらのサポートになります。
自分ではなく、相手の立場に立って語りかけ、「有意義な時間」を送って頂けたら嬉しいです。
https://youtu.be/PBbNkRm8PHQ?si=vRehmYvEvfTYzpnV
国鉄に入った頃好きだったカンサスと言うアメリカのロックバンドの「全ては風の中に」と言う曲です。
「時はすりぬけていく
お金がいくらあったっても
一分だって買えはしない」
そんな歌詞です。