辻川慎一つくば便り
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会いたい。
昨日は、JRの労働組合動労水戸のOB会が水戸駅近くの組合事務所で行われました。
JR退職まで組合員であった人に参加資格がございます。
一人一人への思いを寄せ合い、気遣いながら、また一つ良い思い出になる集まりでした。
(駅前の梅が飾られている黄門様銅像がお出迎えしてくれました。)
何十年ぶりかに会う仲間も来てくれると言うので、嬉しさも一塩です。
心の病に苦しみながら、みんなに支えられてJRに60才定年まで何とか頑張った仲間です。
(水戸城跡の下にある中華料理のお店は、私が小学校の頃からあります。両親と水戸に来て食べた記憶がございます。うなぎ屋さんは、JRの勤労課の人とランチした事がありました。どちらにも思い出があります。もう営業していない感じがして残念です。)
事務所のドアを開けると「辻川さん久しぶり〜。何十年かな〜?」と元気そうな顔でその仲間が出迎えてくれました。
大きな事件になった事があり、みんなで必死に守った仲間ですので元気そうと言うだけで嬉しい。
人に会う事にも緊張があると聞いておりましたので、なるべく彼が緊張しない様にと自然に笑い合える集まりにしたいと言うみんなの心尽くしを感じながら、私も彼の近況を聞きながら笑いかけました。
相手の目を見ながら関心を持って話を聞く。どんなに小さい事でもほめる。そして、触れる。本当の名医に必要な3つだと言われます。
無理をする事なく自然にそれができるのは、相手の存在に対する敬意があってなのだと思います。
それからJR発足のあと退職してバス運転士として頑張って来た仲間も来てくれました。奥さんを不慮の事故で亡くされ「お一人様」で観光バスを運転しております。
「辻川さんは昔から変わらないね。凄いな〜。」と言いながら「大型の観光バスの運転が怖くなって来たんだ。目も見えないし、収入は減るけど送迎の仕事にしようかと考えてるんだよ。」と言います。今や同業者の私ですので、4才下とは言え気持ちや状況が良く分かります。「それが良いよ。もう無理する必要は無いでしょう?大型に乗っていたのだからマイクロバスなんて全然負担感が無いよ。私も送迎バスだからね。」
そんな話しを交わしました。
それぞれに、辛い事もたくさんあった。だからこそ、昔からの仲間がいて集まる場がある事って生きる励みになるのだと感じました。
私が去った後を引き継いで、大きな試練に遭いながら労働組合の看板を守ってくれた木村委員長や執行部のみなさんに改めて深く感謝するばかりでございました。
消せない記憶は、風景や情景と共にある。
ちょっと飲み過ぎて最終バスの発車時間をオーバーしてしまいましたか、最後には私自身の積年の「愚痴」を思い切り吐かせて頂きました。
私自身の事は、ほとんど話した事はありませんので「そうだったんだ。」とニコニコしながら聞いてくれたOB会の会長や木村委員長、国分書記長の顔を忘れません。
やんちゃでアンビリバボーな青春時代を、困りながらニコニコして聞いて来た兄貴分のアンビリバボーな話を今度は弟分の様な人たちが聞いてくれる。
何だか普通に仲間になった瞬間だったかも知れません。
ようやく重い肩の荷がおりた感じでした。
まだもう一つ整理しなければならない事があるのですが「お互いにまた会うひまで元気でね!」それはまた会いたいから。
帰路に車で聞いた「会いたい」と言う曲が沁みました。男同士で惚れ合って来た歴史でもありました。
沢田知可子さんも、もう61才なんですね。
https://youtu.be/fmAVcnTmT6Y?si=h9XyQw8JcRuH1_U0
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2025/03/23 14:33
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